Tuesday 16 April 2019

紹介予定派遣って?

派遣の求人を検索していると、
「紹介予定派遣」という言葉を目にします。

おそらく、大部分の人にとっては、新しい言葉ではないと思うし、
私自身も、昔人事部で働いていたので、「紹介予定派遣」は知っています。

でも、自分自身がこの制度を使った経験はありません。

人事として働いていた時に、会社がこの制度を使用した事もなかったし、
私自身がこの制度を使って就職した経験もありません。

派遣として就業している期間のパフォーマンスで、
正社員としての採用可否が判断される、
すなわち、長~い面接みたいなものなのでしょうか?

それならば、なかなか良い制度ですよね。

たとえば、人見知りだったり無口だったりで、
面接でカッコいい事を言うのは苦手だけれど、
実際に一緒に働いてみたら、安定していて責任感があって信頼できる、
という人って、世の中には絶対にいると思うんです。

というか、世の中には、そういう人の方が多いかもしれません。

そういう人は、面接だけだとどうしても損です。
口の上手い、うわべばかり取り繕った
面接上手な人の影にかくれて色あせてしまいます。

そういう人たちが、紹介予定派遣という制度によって、
適切に評価される機会が得られるとしたら、良い制度ですね。

それに、「口の上手い、うわべばかり取り繕った面接上手な人」って
実際働き始めたら、どうにもこうにも使い物にならないって事も
多々ありますから、企業にとっても安心ですよね。

応募者のほうにとっても、実際にその職場で働いてみて、
仕事内容や職場の雰囲気自分に合いそうか、
これからずっと続けて働きたいと思うか、見極める機会ができます。

この制度が上手く機能すれば、企業と応募者のミスマッチを減らす事が出来るはず。

企業が、正社員への転換をエサに、紹介予定の派遣社員を過剰にこきつかったり、
正社員への転換というのは口だけで、ずるずると派遣のまま雇用する、
という危険性はありますが、そういう企業はクソですので、
応募者のほうから願い下げてやればよいのです。

気軽に初めて、お互いが気に入ったら正社員っていうのは、合理的だと思うし、
気軽に応募してみようかな、という気持ちになります。

No comments:

Post a Comment

イギリス人男性って、なぜ結婚したがらないんでしょう。

前回の投稿、、 英国で働くことの難しさ(VISAの観点から)  の若干続きです。 英国で働くにはVISAという高い壁があり、英国で労働許可証を取るのは至難の業なわけですが、 それ以外に英国で働く事ができるVISAをとるルートがあります。 それはズバリ、英国人と結婚して、...