Sunday 31 May 2015

ロンドンで職探し(1) ロンドンに私ができるような仕事はあるのか?


さて、自分の為の記録として、私が今の仕事を見つけるまでの
ロンドン就職活動日記なるものを書いていこうかと思います。

最初にロンドンに来た時は学生VISA(語学留学生)で滞在していた為、就業は不可でした。
なので、はじめの一年間はまったく職探しとは無縁の生活をしていたのです。

でも、日系の食料品店などにあるフリーペーパー(ジャーニーや英国ニュースダイジェスト)の
クラシファイド広告を見ていると、結構日本人向けの仕事があるんだな、と感じていました。

また、日系フリーペーパーには、日系リクルートメントエージェンシーの広告も出ています。

日本食レストランのウェイター・ウェイトレス関係が大半のクラシファイド広告の求人広告に比べ、
リクルートメントエージェンシーの広告に掲載されているお仕事はアドミ・秘書などの事務系や、
経理・ITなど専門職など、専門的な知識や経験が必要な仕事ばかりです。

そして何より、リクルートメントエージェンシーの求人は、英国で長期的に働くことができる
VISAを保持しているかた対象という印象を受けていました。

まあ、どちらにしても、語学学生だった私には関係ないことで、当時の私は、
ケンブリッジ英検に向けての英語の勉強に全力投球していました。

さて、試験も終わり、もう少し英国に滞在したいな、とダメもとで申し込んだVISAに当選。

1年間の留学生活が終わったら日本に帰って就職活動するはずたった私の
状況ががらっと変わってしまいました。

これからさらに2年間英国滞在できる。
おまけにその間合法的に働くこともができる。
そして(これ大事)、すでに1年英国で語学留学生活をしていた為、
これから2年間働かずに英国で暮らすだけの資金はない。

せっかくのVISAを無駄にしない為には、英国で仕事を得ることが死活問題なのです。

今まで遠くの他人事だった就職活動が、急に現実問題として私の身に降りかかってきました。

えらいこっちゃ。

さて、一体全体ロンドンに、私ができるような仕事があるのか?

私の行っていた学校には、留学生ではなく、何らかの事情で移民してきて
就職や進学の為に英語を学びに来ているという生徒も多かったので、
学校の友人たちに相談したところ、

「大丈夫だよ!あなたは英語も上手いし、良い仕事が見つかるよ。
あんなに英語が下手な彼でも仕事見つけて働いてるんだから!」

という感じで、ロンドン在住の外国人、みんな根性あります。

さて、日本人向けの仕事は結構あるんだなあ、と漠然と思いながらも、
何から手をつければよいのか分からず、とりあえず手探り状態での就職活動スタートです。


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Monday 25 May 2015

ロンドンでカジノ!

今まで知らなかったんですが、どうやら英国は、ギャンブルが合法なのですね。
なので、街中にブックメイカーという、サッカーやその他諸々について
賭け事ができるお店が一杯あって、本当にも、色々な事に賭けてます。

記憶に新しいところでは、ロイヤルベイビー(プリンセス)の名前が
賭けの対象になってました。

こんな状態ですので、カジノも街中に結構たくさんあります。

なんか、ちょっ意外というか、ビックリですね。

ただ、カジノの大部分は、メンバーシップの登録が必要です。
とは言っても、手続きは簡単らしくて、手続きしたら翌日くらいにはOKみたい。

もし、ロンドンに観光旅行など短期間の訪問中にカジノに行ってみたいという方は、
到着後すぐにカジノメンバーシップを登録したら、旅行中にカジノ体験ができる思います。

でも、ロンドンにもあるんです。
メンバーシップなしで利用できるカジノ。

2012年のロンドンオリンピックの際に
オリンピックのメイン会場となったストラットフォード。

オリンピック観戦に来英する観光客向けに、でっかい
ショッピングモールができ、その中にカジノがあるんです。

そのカジノは、メンバーシップなしでも利用可能。

もちろん、メンバーシップ登録をすれば、お得な特典などが
あるみたいですが、とりあえず私には必要ないでしょう。

とにかく、メンバーシップがいらないとなると、
とってもハードルが低くなる!

カジノ。一度行ってみたかったのです。

で、今週はバンクホリデーウィークエンドで3連休!

なのに特に旅行に行く予定もなかった私は、友人の誘いにホイホイのって、
ストラットフォードのカジノに行ってきました!

友人たちは、Craps という、お客さん自身が順番にサイコロを2つ振って、
その数字に賭けるというゲームをしていたのですが、
しばらくみていたのですが、ルールと言うか、賭け方がもう一つ分からない。

とりあえず25ポンドチップに換えて、少しずつ賭けてみるも、
あまりルールが分からないので、勝てるわけがない。

Crapsはあきらめて、他のゲームのテーブルを冷やかしに。
一度、ルーレットをやってみたかったので、試しにちょっと賭けてみる。

そして、見事残額全部すりました。

結果、25ポンドの負け。せこい。

このお金があったら、一回外食できたなあ、なんて思っていたらば、
一緒に行った友人の中に、少し勝った子がいて、
帰り道、その子が負けた皆にケバブをおごってくれた!

ありがとう!

おなかすいてたの~。


久しぶりの夜遊びで、とても疲れましたが、
一回外食程度のお金で、カジノの雰囲気を楽しめたので、よしとしよう。

楽しかった~!


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Wednesday 20 May 2015

イギリス人男性って、なぜ結婚したがらないんでしょう。

前回の投稿、、英国で働くことの難しさ(VISAの観点から) の若干続きです。

英国で働くにはVISAという高い壁があり、英国で労働許可証を取るのは至難の業なわけですが、
それ以外に英国で働く事ができるVISAをとるルートがあります。

それはズバリ、英国人と結婚して、配偶者ビザを取得すること。
もしくは、2年以上一緒に住んで、パートナービザ(Unmarried Partner Visa) を所得すること。

でも、私の個人的意見としては、これはこれで、かなりイバラの道だと思います。

なにより、イギリス人男性って、いざ結婚となると優柔不断、もしくは消極的な方が多いような気がするんですよねえ。

もちろん、イギリス人男性にも色々な方がいらっしゃいますので一概には言えませんが、
私の周りを見ている限り、こう思ってしまうのです。

まあ、私自身にはイギリス人の彼がいるわけではないのですが、
今、働いている会社には、数人、イギリス人彼氏がいる日本人女性が働いています。
また、イギリス人彼氏がいる韓国人女性も。

彼女たちは、彼氏と一緒に住んでいたりするので、アルバイト程度の収入でも、
住むところは彼所有のフラットとかで、家賃が不要だったりして、
結構生活は楽そうな感じです。(うらやましい。)

でも、どうやら、彼女たちも大きな問題を抱えてて、
それは、「彼氏が結婚してくれない」ことなのです。

まあ、それでも、2年以上一緒に住むとパートナービザ(Unmarried Partner Visa)を
申請する事が可能になるのですが、その申請の為の書類集めが、
配偶者ビザより大変です。

つまり、結婚証明書(Marriage Certificate) が一枚あるだけで、
ビザの取得は断然楽になるのです。
(まあ、あたりまえか。)

何よりも大きな違いは、法的に結婚したならば、2年以上一緒に住むというステップ無しに、
配偶者ビザを申請する事ができます。

日本人(というか、非EU出身者)がパートナービザを取るためにイギリス人パートナーと
2年以上一緒に住もうとすると、もし居住地をイギリスとした場合、
何とかして2年分のビザを確保する必要があります。

ワーキングホリデーは2年有効ですが、すでに英国人パートナーが居て、
渡英直後から一緒に住んだらもしかしたらパートナービザは可能なのかな?

でも、ワーキングホリデービザは、英国内で他のビザに切り替えることは不可能です。
ビザが切れたら帰国です。
そして、2年間一緒に住むというのが、どれくらい厳密なのか(2年の延長できないビザで、
パートナービザに必要な同居期間が稼げるのかは不明。
この辺りは、どなたか経験者がいらっしゃらないでしょうか。

そして、私のような、大多数のワーホリメーカーは、渡英時にイギリス人パートナーが
居るわけではありませんので、もし、ワーホリ中に運よくイギリス人パートナーと
出会ったとして、一緒に住み始めたとしても、同居して2年経つ前にビザが切れて
帰国しないといけないので、パートナービザは難しいと思うのです。

そうなると、なんとか他の方法で、2年以上英国に滞在するビザを取らないといけません。

どうやら、私の同僚の日本人女性たちは、

イギリス人彼氏が結婚してくれない。

でも、彼と一緒にいたい。

なので、パートナービザを申請したい。

その為に、なんとかビザをとって、パートナービザ申請に必要な
2年以上同居を実現しようとしている。

という感じです。

うーん。

ここで疑問に思うのは、なんで、イギリス人彼氏は結婚したくないのか?

私なら、そんな彼氏は嫌だなあ。と、思うのですが。



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Wednesday 13 May 2015

英国で働くことの難しさ(VISAの観点から)


ワーキングホリデーで英国に滞在する事ができる最大のメリットは、ずばり、働ける事。
だと思います。

英国の場合、それ以外の方法で英国で働くのは、とてもハードルが高い。

学生ビザでは、以前はフルタイムの留学生(語学学校の留学生も含む)は週20時間まで
働くことができたという事ですが、今は、週10時間まで。
そして、語学学校の留学生は、就労不可だったはず。私の記憶が正しければ。

なので、大学や大学院など、学位をとるためのフルタイム留学生でないと、
就労できないのです。しかも、週10時間。これでは、家計の足しにはなりません。

特に今は、大学や大学院の留学生向けの学費はべらぼうに高い。
英国で働く収入をあてにしないといけないような経済力の人間は、留学するなという感じです。

そして、労働許可証を取るのは、さらに難しい。

まず、日本での最終学歴がものを言います。(大卒以上だと有利。)
そして、専門分野と、その分野においての職務経験がある事。
ダメ押しは、雇用主がそのポジションについて、英国内において、ビザが必要無い人を対象に
募集・選考を行なったが、適切な人材が見つからなかった事が必要です。

このダメ押し条件が、つらいのです。
他の条件がクリアーできても、このダメ押し条件のせいで
労働許可証が却下されるという事があるらしい。

だって、募集・選考を行なってビザ不要で適切な人材が見つかるかどうかっていうのは、
本人の努力ではどうしようもないですからねえ。

さて、日系企業の駐在員さんの場合、このダメ押し条件が免除されるのですが、
その代わり、その会社において、一定期間以上の勤務経験が必要だったはず。

ということは、まずはその会社に日本で就職する必要があるのです。

景気が良くなってきたとは言え、このご時勢で英国に駐在員を送れるくらいの
経済力があり、グローバルなビジネス展開を行なっている会社は、
少なくとも中堅~大企業となるでしょう。

私は、今の日本の就職事情には疎いのです、まだ、日本での正社員就職は難しそう。
おまけに、採用された後海外に駐在員として派遣される為には、入社後の競争も大変そうです。

というわけで、駐在員ルートもかなりのイバラの道。

そんな中で、2年限定とは言え、英国でフルタイムで働くことができる、
ワーキングホリデービザと言うものは、神様からのプレゼントみたいなものなのです。

ただ一つつらいのは、2年経ったら、帰国しないといけない事。
英国内で他のビザへの切り替えなどは、できない感じです。

でも、この2年間で、何かチャンスがつかめるかも知れないから、がんばろう!



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Monday 11 May 2015

これからの2年間。

この頃毎日、頭の中が仕事の事で一杯でした。

初めての英国での仕事で、これまでロンドンの語学学校で学んでき自分の英語力が、
ビジネス環境では役に立たないという事に気付き、愕然としながらも、
それでも雇ってくれた会社の役に立つようにならなきゃ、
一日も早く仕事に慣れなきゃ、と毎日必死でした。

この週末、考えました。

もちろん、来週からも、仕事に関しては全力を尽くします。
お金をもらって働くからには、それなりの成果をあげなくてはなりません。
事務職なので、売り上げを増やすとはできないですが、
正確に迅速に仕事を処理することができるようになることが、
事務職があげることができる成果だと思います。

でも、私の英国での時間はあと2年。
その間、仕事ばかりで過ごすのはもったいない。

他のワーホリメーカーさんも、積極的に色々なことに挑戦されています。

私も、何かに挑戦したい。

そして、せっかくヨーロッパにいるんだから、ヨーロッパの色々な国に旅行に行きたい!
お金ないけどね。お金ないから、旅行については、お財布と相談しながらですね。

で、今考えているのは、前回も書きましたが、英語で何かを学ぶ。

そして、せっかく経理(のような感じの)アシスタントの仕事を英国でゲットしたので、
経理関係の資格をとれたらいいな、と、考え中です。

でも、経理関係の資格で一番有名あろう、
ACCA( the Association of Chartered Certified Accountants)は、私には難しすぎる。

そしてどうやら、英国でACCAをとろうとしている留学生は、
この資格を取るために、最低3年は英国に学生ビザで滞在しているらしい。

なんと、大変そうな資格です。多分、日本の公認会計士レベル。

そんな資格、日本で経理の資格も経験もなくて、ぽっとワーホリがとれたので
2年間で何か勉強したいと言うレベルの私が、太刀打ちできるわけがありません。

でも、やっぱり、「英語」を勉強するのは飽きた。
そして、経理関係の勉強をしたい。
せっかく勉強するなら、資格をとりたい。

という私が調べた結果、AATというものを見つけたのです。



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Thursday 7 May 2015

英国で働く。仕事の様子 (3)

先週の週末は、月曜日がバンクホリデーでお休みだったので3連休でした~。

色々やりたいことが一杯あったけど、結局特にこれと言って何もせず。

近頃、仕事の事で頭が一杯で、精神的にゆっくり休んでいないので、
3連休(特に最初の日)は、精神的にとてもゆっくりできました。

週休2日は短すぎる!

理想は、週に4日働いて3日休むくらいのペースかな。

しかし、こんなに、毎日仕事のことばっかり考えていたら、
日本にいた時とそんなに変わらないのではないか。

それなら、日本にいた方が高いお給料をもらえるから、
日本に帰ったほうが良いのではないか。

などなど色々考えてしまいますが、やっぱり英語を使用しての
事務仕事っていう経験は、日本に帰ってからも役に立つと思うので、
クビにならない限りは頑張って続けようと思います。

さて、備忘録がわりの仕事内容メモの続きです。

  • 給与計算と、HMRC (国税局)への従業員の給与から天引きした所得税とNIC(National Insurance Contribution、社会保険のようなもの) の支払い手続き。
  NICについては、従業員負担分(給与から天引き)と、
    会社負担分を併せた金額を払います。
    
    と言っても、税金やNICの金額の計算は、顧問の会計士がやってくれるので、
    私の仕事は、各従業員の月々の給与総額を計算して会計士に連絡することです。
    
    給与総額の計算も、従業員がつけているタイムカード(原始的です)から
    各人が働いた時間を求め、それに時給をかけたものを一覧表をつくり、
    それに社長の承認をもらうという感じで難しいことはありません。
    
    それを会計士に連絡すると、天引きする所得税と従業員負担分のNIC、
    そして会社負担のNICを計算してくれるので、その金額をHMRCに支払う手続きをします。
    また、各従業員への給与支払いの手配をします。
    

  • VAT (Value Added Tax) Return 
VATは、日本の消費税のようなものです。商品を売る際、
    商品の本体価格にVAT(20%)加算した金額をお客様からいただきます。
    ただ、この20%は会社のお金ではなく、国に払うべき税金です。
    いわば、預かったお金。これは、会社のお金とは分けて管理し、
    3ヶ月に一度集計して国税局に税金を納めます。

     ただ、会社の場合、商品や原材料の仕入れ等を購入する際に、
    仕入先に支払ったVATを、そこから差し引くことができます。

    
    VAT Return とは、(お客様から受け取ったVAT)-(会社が仕入れ等で支払ったVAT)
    を計算し、その差額を国税局に納める手続きです。
    
    これを始め聞いた時には、私には絶対無理!と思ったのですが、
    申請書記入に必要な金額やら支払うVATの計算は、社長と会計士がされるので、
    私は言われたように申請書を記入して、その金額を支払う手続きをする
    だけだという事かわかり、ちょっと安心しました。
 
 今のところ、引継ぎしてもらった仕事はこんな感じです。
一つ一つ、慣れるとそんなに難しくないのですが、書類がすべて英語である事と、
お金関係なので間違えてはいけないという事で、知らず知らずのうちに
神経がピリピリしてしまい、それで疲れているようです。

先日は、社長がVATの件で会計士とのミーティングする必要があったのですが、
そのミーティングに同席されていただきました。

私の仕事は、経理のアシスタントという要素が強いので、後々勉強になるだろう、
という社長の取り計らいです。

ミーティングの内容は、難しいです。
全身耳にして、集中して会計士さんのいう事を聞いていたのですが、
音は聞き取れるのですが、内容がビジネスなので、かなりの部分が、
「????」という感じです。

議事録取るなんて、とんでもない。

社長も、理解してくれているのか、議事録取れと言われなくてほっと一安心。

ああ、私の英語力は、まだまだです。勉強しないと!

まだまだ修行が足りませんね。



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イギリス人男性って、なぜ結婚したがらないんでしょう。

前回の投稿、、 英国で働くことの難しさ(VISAの観点から)  の若干続きです。 英国で働くにはVISAという高い壁があり、英国で労働許可証を取るのは至難の業なわけですが、 それ以外に英国で働く事ができるVISAをとるルートがあります。 それはズバリ、英国人と結婚して、...