Thursday 7 May 2015

英国で働く。仕事の様子 (3)

先週の週末は、月曜日がバンクホリデーでお休みだったので3連休でした~。

色々やりたいことが一杯あったけど、結局特にこれと言って何もせず。

近頃、仕事の事で頭が一杯で、精神的にゆっくり休んでいないので、
3連休(特に最初の日)は、精神的にとてもゆっくりできました。

週休2日は短すぎる!

理想は、週に4日働いて3日休むくらいのペースかな。

しかし、こんなに、毎日仕事のことばっかり考えていたら、
日本にいた時とそんなに変わらないのではないか。

それなら、日本にいた方が高いお給料をもらえるから、
日本に帰ったほうが良いのではないか。

などなど色々考えてしまいますが、やっぱり英語を使用しての
事務仕事っていう経験は、日本に帰ってからも役に立つと思うので、
クビにならない限りは頑張って続けようと思います。

さて、備忘録がわりの仕事内容メモの続きです。

  • 給与計算と、HMRC (国税局)への従業員の給与から天引きした所得税とNIC(National Insurance Contribution、社会保険のようなもの) の支払い手続き。
  NICについては、従業員負担分(給与から天引き)と、
    会社負担分を併せた金額を払います。
    
    と言っても、税金やNICの金額の計算は、顧問の会計士がやってくれるので、
    私の仕事は、各従業員の月々の給与総額を計算して会計士に連絡することです。
    
    給与総額の計算も、従業員がつけているタイムカード(原始的です)から
    各人が働いた時間を求め、それに時給をかけたものを一覧表をつくり、
    それに社長の承認をもらうという感じで難しいことはありません。
    
    それを会計士に連絡すると、天引きする所得税と従業員負担分のNIC、
    そして会社負担のNICを計算してくれるので、その金額をHMRCに支払う手続きをします。
    また、各従業員への給与支払いの手配をします。
    

  • VAT (Value Added Tax) Return 
VATは、日本の消費税のようなものです。商品を売る際、
    商品の本体価格にVAT(20%)加算した金額をお客様からいただきます。
    ただ、この20%は会社のお金ではなく、国に払うべき税金です。
    いわば、預かったお金。これは、会社のお金とは分けて管理し、
    3ヶ月に一度集計して国税局に税金を納めます。

     ただ、会社の場合、商品や原材料の仕入れ等を購入する際に、
    仕入先に支払ったVATを、そこから差し引くことができます。

    
    VAT Return とは、(お客様から受け取ったVAT)-(会社が仕入れ等で支払ったVAT)
    を計算し、その差額を国税局に納める手続きです。
    
    これを始め聞いた時には、私には絶対無理!と思ったのですが、
    申請書記入に必要な金額やら支払うVATの計算は、社長と会計士がされるので、
    私は言われたように申請書を記入して、その金額を支払う手続きをする
    だけだという事かわかり、ちょっと安心しました。
 
 今のところ、引継ぎしてもらった仕事はこんな感じです。
一つ一つ、慣れるとそんなに難しくないのですが、書類がすべて英語である事と、
お金関係なので間違えてはいけないという事で、知らず知らずのうちに
神経がピリピリしてしまい、それで疲れているようです。

先日は、社長がVATの件で会計士とのミーティングする必要があったのですが、
そのミーティングに同席されていただきました。

私の仕事は、経理のアシスタントという要素が強いので、後々勉強になるだろう、
という社長の取り計らいです。

ミーティングの内容は、難しいです。
全身耳にして、集中して会計士さんのいう事を聞いていたのですが、
音は聞き取れるのですが、内容がビジネスなので、かなりの部分が、
「????」という感じです。

議事録取るなんて、とんでもない。

社長も、理解してくれているのか、議事録取れと言われなくてほっと一安心。

ああ、私の英語力は、まだまだです。勉強しないと!

まだまだ修行が足りませんね。



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