Monday 30 March 2015

英国で働く。電話恐怖症(1) 受ける時

引き続き、仕事内容にについてあれこれ。
そして今回は、一番つらい、電話について。

電話については、かなり泣かされています。

英語の電話、ただでさえ苦手なのですが、
自分が問い合わせ等でかける場合は、
事前に話す内容を準備できるから、まだましです。

電話を受ける場合、まず心の準備ができてないから、
まずは何の話なのかを捉えるのに四苦八苦。

日本で新入社員だった時もしばらく電話恐怖症だったけど、
それでもまだ、日本語だったからなあ。

それでも相手が早口だったりして、名前とか聞き取れなかったりして、
何度も聞き返して怒られたりしてつらかったけど、
英語でそれをやるのは、難しさは比べ物にならない!


中にはとても意地悪な人がいて、

「あなたの英語が下手で何を言っているのか分からないから、
あなたとは話したくない。英語が話せる人と代わってくれ。」

なんて言われてへこんだりもしてます。


でも、一つ日本と異なるところは、
日本だと、少しでも失敗するとすごく怒られて、
電話を切ったらそのままトイレに走って涙、なんて事がよくありましたが、
イギリスでは、少々の失敗は多めに見てもらえる。

それに、私よりもずーーーっと英語は下手なのに、
ぐいぐいセールスの電話をかけてくる人もいる。

こういう電話は、断るのが大変です。

大体こういう電話は、一方的に社長かマネージャーと話したいと言ってくるので
対応法としては、たとえ社長やマネージャーが事務所に居たとしても、

「今は社長・マネージャーは外出中なので、

お名前を電話番号を教えてくだされば、折り返し電話するよう伝えます。」

という感じで、とりあえずつなぎません。

なのに、こんな単純な内容なのに、こちらがいう事を分かってくれないのです。

多分、意地悪な人が私の英語が分からないと言うのとは違う次元で。

ゆっくりしゃべって、何とか相手に分からせようとするのですが、
どうやら、あまり丁寧な言い回しを使うと分からないらしい。
ちょっと失礼なくらいストレートな言い方をするのがコツなようです。

こんな英語力で電話をかける仕事をしているという事にも、

こんな人たちの対応をしていると、私の英語が、まだまだ「まし」に感じられます。
自分程度の英語でこうやって仕事をしているのも、まあ、OKなのかなあ、
って思えて、ちょっと気が楽になります。

とは言っても、まだまだ電話恐怖症な私ですが、優しくてお気楽なイギリス人も多いので、
今のところ頑張れてます。



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Saturday 28 March 2015

英国で働く。お給料と貯金と生活費と。

さて、新しいお仕事を始めて、私の経済状況はどうなったのでしょうか。

大変ラッキーなことに、事務アシスタントということで、
最低賃金よりは少し高めの時給をいただいております。

でも、パートタイムなので、週当たりの時間数は少し少なめ。
で、1週間あたりのお給料は大体210ポンド(税引き前)となります。

英国では、時給が決まっていて、時給x実働時間数で計算されるお給料は
Wage と呼ばれ、多くの場合は週払いとなる様子です。

対して、年収が決まっていて、それを12で割った金額を月払いするような場合は、
Salary と呼ばれる事が多い様子です。

でも、実際はSalary の事もWage と呼ぶ人がいますので、どちらが一般的なのかなあ。

どちらにしても、私の場合は時給計算で週払いなので、Wage です。
そして、お休みをとらなかった場合のお給料は、210ポンド/週(税引き前)。

そこから税金を引かれて、手取りは199.6ポンド/週になっちゃいます。
200ポンドまであと少し、というところが悔しい。

週払いは、頻繁にお給料がもらえてうれしいけど、家賃などの支払いは月毎と
なるので、計画的にお金を残すようにしないと大変です。

週の手取りが200ポンドとして、1ヶ月4.3週間(1年52週間÷12)とすると
1ヶ月860ポンドとなりますが、有給がないので、お休みとることを考え、
1ヶ月4週間、手取り800ポンドくらいとします。

現在、私はフラットシェアをしているので、家賃と光熱費諸々で一人当たりの負担は
大体月に580ポンドくらい。

だと、残りは、220ポンド。
おお。ここから交通費を引いたら、ほとんど残らないよ。
今住んでいるエリア(London Zone 2) から通勤、通学に必要な交通費は、

Monthly Travelcard (定期券みたいなもの)を買った場合123ポンド/月。

残り、100ポンドきります。
うーん。足りない分の生活費は、貯金を切り崩すしかないね。

1年目は、英国滞在は1年限り、生活費は貯金でまかなうという前提で、
1ヶ月大体1200ポンドの予算でやってました。
この予算だと、結構キリギリス生活です。

実際のところは、1200ポンドも使ってなかったけれども、
月に1100ポンド以上は使っていたような気がする。

という事は、一月あたり、300ポンドくらいは貯金を切り崩すことになりますね。

まあ、もともと多めに予算を取っていたし、今でこそ円安になってきてあせっておりますが、
留学当初は今より円高だったから、実際の支出は予算より少なめでした。
なので、当初予算した留学資金はまだ少し残っているのですが。

まあ、6年も日本で働いていたから、外にもちょっと蓄えはあるのですが、
それは、帰国後日本で仕事を見つけるまでの間の為にとってあるお金です。

それには手をつけたくない!

これから、節約生活頑張らないと。

頑張って働いたら、お給料アップするかなあ?



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Monday 23 March 2015

英国で働く。仕事開始!現在引継ぎ中

さて、前回書いた通り、ラッキーにも事務パートの仕事を見つけた私。

仕事内容は、ずばり、一人事務。
私以外の社員さんは、外回りに出たりお店に行ったりと
事務所にいることはあまりない。
お店で働いているスタッフは、レジをやったり接客したりと、
これまた忙しそうに、色々動き回っています。

私自身は、お店に行くこともほとんどなく、
お店のスタッフが休憩時間には事務所で休憩、食事するので、
その時に彼らと話して、お店の様子を聞く程度。

私は基本的には、いつも事務所にいて、電話番しながら
もくもくと事務処理をこなします。

電話番以外は、社外の人と接する事もない、静かな職場です。

仕事内容は、主に経理関係のアシスタント的な事務処理と
(決算は契約してるアカウンタントがやってくれる)
社長のスケジュール管理、そして電話番。
 
今までこの仕事をされていた女性が退職されるので、
その代わり、ということで採用していただきました。

今は、引継ぎ中です。退職される方が日本に本帰国されるとの事で、
帰国準備で忙しく、私が入ると同時に彼女は時短勤務に切り替えで、週2日勤務。

私はほぼ週4日入って、彼女が居る日は新しい仕事を教えてもらうことに専念。
彼女がオフの日は、教えてもらったことを整理しながら実際に処理して、
わからない事は次に彼女が来た日に聞く。そしてさらに新しいことを教えてもらって、
彼女がオフの日に実践。不明点は次ぎの彼女の出社時に聞く。

現在、そのサイクルの繰り返しで引継ぎ中。

彼女は、帰国前は色々旅行に行きたいとのことで、
私が慣れるにつれて、彼女の出社頻度をだんだん減らしながら、
2ヶ月くらいかけて引き継ぎ予定です。

このやり方、たまたま双方の利害が一致したのと、社長が快く了承してくださったので
可能になったのですが、結構、よい引継ぎのやり方だと思います。

まず、最初に習ったのが、お客様での請求書の作成、記帳。

小さな会社なので、経理関係の記録はエクセルを使用。
請求書もワードで作成されたフォーマットを使って作成します。

まず、請求書発行の指示を受けたら、指示内容に従って
ワードフォーマットを使って請求書を作成。

そして、それを掛売り管理の台帳(これはエクセル)に記載していきます。 
台帳に記載する際、金額は本体価格とVATを分けて記載します。

請求書発行は比較的簡単な仕事かな。

続く。



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Tuesday 17 March 2015

英国で働く。憧れだったけど、つらい。

1年間の留学の後、もう少し英国に滞在したいと願っていた私。

あきらめてたワーホリに応募し、ラッキーにもあと2年いられる事になり、
おまけに働くこともできるビザなので、就職活動に励んだところ、
さらにラッキーな事に、パートタイムながら事務の仕事につくことができました。

まあ、事務といっても、時給は最低賃金程度なのですが。

でも、私は英語はまだまだ駄目だし、英国で働いた経験もないので、
事務の仕事が見つかっただけで上出来です。



一般的に、英語に自信がない場合は、日本食レストランのウェイトレスなどを
ターゲットに就職活動する方が多いようなのですが、
私は今までウェイトレスをやったことがなかったので、
経験無しでは難しいだろうと思っていたので、事務関係を中心に就職活動しました。

今回、日本での事務経験が長いということで採用してもらえたものの、

就職活動、大変でした。

留学日記がまだまだ昔の時点で迷走しているので、
この調子ではしばらく就職j活動日記にはたどり着けないのですが、
ちょっと愚痴りたい気持ちもあったりして、
留学日記を後回しにして就職活動日記を先に書くかもしれません。

そんなこんなで、仕事を始めました。

日本関係のビジネスをしている会社での事務パートです。

仕事内容は、お客様への請求書の作成、記帳。
サプライヤーからの請求書の記帳、支払い手続き。

小口現金の管理や、社長・マネージャーの経費清算など。
経理関係の仕事は、これからまだまだ覚えることが一杯ありそうです。


あとは、事務所の電話番かな。

実は、これが一番つらいのです。

電話怖い。


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Friday 13 March 2015

理詰めで人を追い詰める事

ロンドンも、すっかり春めいてきました。

晴天のロンドンは、そりゃあ素敵です。
ロンドンに旅行にいらっしゃる際は、是非春をお勧めしたいです。

3月はまだ肌寒いし日もそんなに長くないのですが、4月、5月、6月とだんだん日が長くなり、
いっぱいお花も咲いてきて、晴天の日はとてもすがすがしいです。

と、そんなすがすがしい日に、青空の下散歩などしながら、
なんとなく、昔の自分について振り返ってみたりする。

私、実は自分で言うのもなんですが、結構頭の回転が速いほうというか、
理論だててものを考えるタイプです。

なので、若い頃の私は、口論になると理詰めで相手を言い負かすこともありました。

理詰めで相手を言い負かす。

確かに、私の理論が正しいから言い負かすことができたのかもしれないですが、
今にして思うと、それは大人気ない事だったなあ、と思うようになりました。

大人になると、理屈では説明できない、色々な大人の事情というか、
駆け引きというか、融通というか、そういうものがあって、
「理論的に正しい」事が必ずしもその場での最良の選択肢ではない事が、
多々あることが分かってきました。

そんな中で、「正しい」という事を笠に着て、自分の理屈を主張するのは、
とても子供っぽいことだと思うようになりました。

多分、昔私が若かった時に正論をかざして言い負かしてきた相手の人たちは、
彼らは大人だったから、妥協するということを知っていて、
私を勝たせてくれたのではないかと思うようになりました。

ああ、恥ずかしい。




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Wednesday 11 March 2015

円安が進んでつらい


約1年前の記事、 留学予算・生活費-為替変動による生活費見直し
の通り、為替変動の影響を受けて節約生活を心がけていた私ですが、

現在、一年前よりさらに円安が進んでおります。

今、ググってみたところ、1ポンド182.74円と出てきました。

OMG!!! Oh My Goodness!!! 

ちなみに、私はキリスト教徒でなく、神を信じていないため、Oh My God とは言いません。

さて、私は予算を立てた時、1ポンド190円で考えていたので、まあ、まだ大丈夫なのですが、
そろそろ危なくなってきてますね。


できるだけ、こちらで稼ぐお金で生活できるようにしなければ。

現在、英国の最低賃金は(20歳以上)は時給6.5ポンドなので、
フルタイム、週に37.5時間働いた場合は週に243.75ポンド。
有給があるような職場につければよいですが、
有給がない場合は休んだ日は収入がありませんので
ざっと、月の稼動日数を20日(週休2日で4週間)で計算すると、
一月の税引き前収入は975ポンド。

さて、税金はいくらくらい払わなくてはならないのか?

英国の所得税は、PAYE (Pay As Your Earn)と呼ばれ、
インターネットでpaye calculator で検索すると、
税金を計算してくれるサイトが見つかります。

その中の一つで試算してみたところ、
時給6.5ポンド週37.5時間稼動だと、手取りは週222.57ポンド
20日間(4週間)稼動した場合、手取りは890ポンドです。

うーん。今まで一月1200ポンドの予算でキリギリスしていた私。

一月890ポンドでやっていけるだろうか? 




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Sunday 8 March 2015

インド、中国、東南アジア


世界一周ブログを訪問して、まず始めにチェックするのが

インドと中国。そして東南アジア編。

東南アジアは、バンコクやシンガポールには行ったことがあるから、
行った事がある場所が出てきたりしてうれしい。

それにバンコクは、西回り世界一周旅行者が必ずと言ってよいほど訪れているので、
彼らが様々な視点で書いた記事を読み比べていくのが面白い。

私自身は旅行で3日ほど観光しただけなのに、ブログからバンコク情報を色々仕入れて、
なんとなくバンコク通の気分です。エセバンコク通です。

しかし、西回り世界一周バックパッカーの方々の多くが、バンコクで予防接種を受けていのにはびっくり。
バンコクで安く予防接種を受けるなんて、バックパッカー間の口コミではじまったのかなあ。

そして、ベトナム編も好き。
なんと言っても、ご飯がおいしそう!
生春巻きとか、フォーとか。フランス風のサンドウィッチもおいしそう。
行った事ない国なんですが、いつか言ってみたいです。

中国編は、ご飯の写真がおいしそうなので、ついつい訪れてしまいます。
香港編、台湾編も同様。

飲茶って、写真で見るだけで幸せな気分になれるのです。


そしてインド。あの、悪名高きインド!、
ほぼ(多分90パーセント以上?)の旅人達が、街が汚くいとか、
インド人がうざいとじゃ文句を言っているのに、
それでいて、皆、結構長居しているインド!

世界一周ブログにインド編があると、ついつい読んでしまいます。

だって、実際、インド編が一番面白いのです。

そして、近頃多くの旅人が訪問しているのが、ミャンマー。

以前は政情不安であまり旅行に行く人がいなかった国ですが、
ここ数年、国が開けて、どんどん旅行者が訪れている様子です。

私個人的には、名前を知っている程度で、今まであまり関心がなかった国なのですが、

世界一周ブログにも、ミャンマー編があるブログが沢山あるので、
読んでいるうちに、だんだん興味がわいてきました。

色々行きたいところがあって大変です。

でも、これって贅沢な悩みですよね。




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Sunday 1 March 2015

世界一周旅に憧れる

リアルタイムでは、ロンドンでアルバイトしながら学校に通ってます。
YMSって、良いビザですねえ。

でも、来年には英国を離れることになるでしょう。
まあ、留学日記は後手後手なので、しばらく続ける事になると思いますが、

実生活では、英国を離れた後の身の振り方について考えながら
英国での残された時間を最大限に活用できるよう、
良く考えて過ごしていかなければなりません。

そんな中、この頃気になるのが、世界一周旅。

ブログ村に世界一周カテゴリがあり、つらつらと眺めていると、
沢山の日本人の若い人達が、世界一周旅に挑戦されているのですね。

世界一周。

すごいなあ。

憧れるなあ。

留学で日本を出る前の私だったら、思いつきもしなかった事です。

でも、やっぱりアフリカはちょっと怖い。南米も怖いし。

私は筋金入りの根性なしです。(この表現、何か矛盾してるね。)


今、興味があるのは東南アジア。

日本で会社員をしていた時に、なんとか有給とって行っていた年1回の海外旅行。

休めるのが土日を含めて最大5連休くらいだったので、
どうしても目的地は近場になってしまいます。

なので東南アジア率が高くなり、バンコク、シンガポール、そしてバリ島に行きました。

でも、お休みは最大5日。現地での滞在時間は長くても賞味3日あれば長いほう。

なんか、消化不良だったのです。

ゆっくり、東南アジアを放浪してみたいなあ。



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イギリス人男性って、なぜ結婚したがらないんでしょう。

前回の投稿、、 英国で働くことの難しさ(VISAの観点から)  の若干続きです。 英国で働くにはVISAという高い壁があり、英国で労働許可証を取るのは至難の業なわけですが、 それ以外に英国で働く事ができるVISAをとるルートがあります。 それはズバリ、英国人と結婚して、...