Wednesday 13 May 2015

英国で働くことの難しさ(VISAの観点から)


ワーキングホリデーで英国に滞在する事ができる最大のメリットは、ずばり、働ける事。
だと思います。

英国の場合、それ以外の方法で英国で働くのは、とてもハードルが高い。

学生ビザでは、以前はフルタイムの留学生(語学学校の留学生も含む)は週20時間まで
働くことができたという事ですが、今は、週10時間まで。
そして、語学学校の留学生は、就労不可だったはず。私の記憶が正しければ。

なので、大学や大学院など、学位をとるためのフルタイム留学生でないと、
就労できないのです。しかも、週10時間。これでは、家計の足しにはなりません。

特に今は、大学や大学院の留学生向けの学費はべらぼうに高い。
英国で働く収入をあてにしないといけないような経済力の人間は、留学するなという感じです。

そして、労働許可証を取るのは、さらに難しい。

まず、日本での最終学歴がものを言います。(大卒以上だと有利。)
そして、専門分野と、その分野においての職務経験がある事。
ダメ押しは、雇用主がそのポジションについて、英国内において、ビザが必要無い人を対象に
募集・選考を行なったが、適切な人材が見つからなかった事が必要です。

このダメ押し条件が、つらいのです。
他の条件がクリアーできても、このダメ押し条件のせいで
労働許可証が却下されるという事があるらしい。

だって、募集・選考を行なってビザ不要で適切な人材が見つかるかどうかっていうのは、
本人の努力ではどうしようもないですからねえ。

さて、日系企業の駐在員さんの場合、このダメ押し条件が免除されるのですが、
その代わり、その会社において、一定期間以上の勤務経験が必要だったはず。

ということは、まずはその会社に日本で就職する必要があるのです。

景気が良くなってきたとは言え、このご時勢で英国に駐在員を送れるくらいの
経済力があり、グローバルなビジネス展開を行なっている会社は、
少なくとも中堅~大企業となるでしょう。

私は、今の日本の就職事情には疎いのです、まだ、日本での正社員就職は難しそう。
おまけに、採用された後海外に駐在員として派遣される為には、入社後の競争も大変そうです。

というわけで、駐在員ルートもかなりのイバラの道。

そんな中で、2年限定とは言え、英国でフルタイムで働くことができる、
ワーキングホリデービザと言うものは、神様からのプレゼントみたいなものなのです。

ただ一つつらいのは、2年経ったら、帰国しないといけない事。
英国内で他のビザへの切り替えなどは、できない感じです。

でも、この2年間で、何かチャンスがつかめるかも知れないから、がんばろう!



にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ
にほんブログ村


イギリス留学 ブログランキングへ




 

No comments:

Post a Comment

イギリス人男性って、なぜ結婚したがらないんでしょう。

前回の投稿、、 英国で働くことの難しさ(VISAの観点から)  の若干続きです。 英国で働くにはVISAという高い壁があり、英国で労働許可証を取るのは至難の業なわけですが、 それ以外に英国で働く事ができるVISAをとるルートがあります。 それはズバリ、英国人と結婚して、...