Friday 24 May 2013

留学予算まとめ(4)

前回までの計算の結果、一ヶ月あたりの生活費予算は1200ポンドとなりました。

さて、1200ポンドで、ロンドンで生活できるのか?

近頃はインターネットで色々と情報収集できます。
口コミサイトなどでは、お金持ちの方々が、ロンドンで生活するには最低XXXXポンドは必要、云々と、とんでもない金額を提示していたり、はたまた貧乏生活ブログなどでは、xxxポンドで生活してる!みたいな情報もあります。

それらを総合してみると、一ヶ月1200ポンドというは、裕福ではないし贅沢はできないけど、そんなに貧乏生活をしなくてもよい、という予算です。

私の場合、図らずも日本で働いていた期間が長かったので、ちょっと歳もとってるし、あまり貧乏生活は厳しいし、これくらいがちょうど良いかな、という感じ。

さてさて、具体的な月々の予算はこんな感じでしょうか。

家賃:英国では、フラットシェアや部屋貸しがさかんに行われています。
シングルの部屋だと、光熱費等込みで週100ポンド~150ポンドでみつかるかと思います。
週100ポンドだと、一ヶ月あたり約433ポンド、週150ポンドだと1ヶ月約650ポンドくらいです。

(現在私はフラットをシェアしていますが、光熱費込みの一人当たりの負担は一ヶ月580ポンドくらい。週当たり、135ポンドくらいでしょうか。)

予算にあたっては、家賃は光熱費込みで一ヶ月600ポンドとします。

次は交通費。

ロンドンで学生生活するには、公共の交通機関、Tube と バスが乗り放題のトラベルカードを購入するのが一番です。

住居をどこら辺に定めるかによってトラベルカードの価格は変わるのですが、一般的に、家賃が下がれば、トラベルカード代があがります。

今の私の場合、一ヶ月の住居費が580ポンドですが、住居はゾーン3。
トラベルカードは一ヶ月136.80ポンドです。

でも、フルタイムの学生は申請すれば30%割引が受けられるので、一ヶ月95.70ポンドになります。この差は大きいです。

 とりあえず、交通費は一ヶ月100ポンドと見積もりましょう。

今までの合計700ポンド。
残りは500ポンドです。




 

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Monday 20 May 2013

留学予算まとめ(3)

さてさて、前回は話がそれてしまいました。

閑話休題。予算の話に戻ります。


予算ですので、為替レートについては、悪いレートを想定します。

マーケット値1ポンド=156円に1ポンドあたり4円の手数料を想定、1ポンド=160円として計算すると、24万円は約1500ポンドとなります。 38ポンド目減りしました。

さてさて、ここでもう一つ考えなければならないことが。

それは、為替レートの変動です。こればかりは、素人には予想できません。

ポンドvs円は、大変値動きが激しいです。

2000年から2013年までの13年間で、ポンドは最高値1ポンド=250円台まで上がり、最安値1ポンド=116円台まで下がりました。その差、134円です。(倍以上!)

2000年から2013年までの月間値を使って平均をとってみたら、大体1ポンド175円。

1ポンド175円で計算しようか?


ただ、ポンドは1年あれば、1ポンドあたり30円程度は平気で変動する通貨です。
最悪30円くらいは今よりも高くなる覚悟はしておいたほうが良いかも。

と、言うわけで、5月15日の値156円+30円で186円、これに手数料4円をプラスして1ポンド=190円。

1ポンド=190円だと24万円は、約1263ポンドになります。

えーい、面倒だから端数はまけちゃおう!

というわけで、一月の生活費予算は1200ポンド。

あらあら、大分減りましたね。

でも、とりあえずこの予算で生活して、余ったら余ったで、学校終了後帰国前のヨーロッパ旅行至近にすれば良いし。

生活資金の管理について、方針としてはこんな感じでいきました。

・ 毎月1200ポンド国際キャッシュカードで引き出して、あまった分は次月に繰り越し。

・ 日本の銀行口座を定期的にチェックして、毎月の引き出し額(日本円)が24万円未満であることを確認。
・ もし、高額出費や急激な為替レート変動により、月々の引き出し額が24万円を超えた場合、予算を見直す。(緊縮財政!)

・ 余剰分は、適宜旅行などに使う。

さてさて、次回はもう少し細かく、日々のやりくりの予算について。



 

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Sunday 19 May 2013

留学予算まとめ(2)


さて、前回の続きです。

前回は、私の留学予算の総額(400万)から出発前にかかる大きな出費をざっくりと差し引いてみました。
その残り、約287万円。これが留学中の生活費や旅行に使えるお金です。。
これを12で割ったら一月約24万円。


2013年5月15日現在のレート(1ポンド=約156円)で計算すると、一月約1538ポンドとなります。

さて、 こうやって見ると、結構余裕がありそうに見えますが、この金額で見積もってはいけません。

なぜなら、両替すると何かしらの手数料がかかるからです。
 

銀行などで外貨両替の価格表を見ると、各通貨について「売り」と「買い」二つの値段が表示されています。

私たちが、円をポンドに両替したい場合、銀行にとってはポンドを売ることになるので、「売り」の方の値段が適用されます。

逆に、私たちが旅行などでポンドを円に両替したい場合は、銀行にとってはポンドを買うことになるので、 「買い」の値段が適用されます。

この差額が銀行にとっての利益となるわけです。

大抵の銀行では、ポンドについては、「売り」値と「買い」値で、マーケット値を中心に6円から8円くらいの開きがあります。

また、この値段の開きは、銀行によっても若干違いがあると思いますし、、現金両替、トラベラーチェック、 クレジットカード、国際キャッシュカード、外貨預金等、取引の種類によっても異なります。

現金両替が一番不利で、だいたいマーケット値を中心に8円の開きがあります。

円→ポンド、ポンド→円どちらの方向に両替するにしても、1ポンドあたりマーケット値よりから4円不利なレートになると覚悟しないといけません。

たとえば、100ポンド分の現金を円からポンドに両替して、その100ポンドをそのまま円に際両替した場合、800円目減りしてしまいます。

トラベラーズチェックの方が換金レートは良いです。でも、使い勝手が悪いのと、一度に大きな金額を両替したくなかったので、使用しませんでした。


また、私が使っていた国際キャッシュカードの場合、両替レートは現金よりは有利になるのですが、ATMから引き出す度に1回あたり200円の手数料が別途かかります。 小額をこまめに引き出すと、手数料がかさみますので、ご注意ください。

ただ、英国のATMは一回の取引の上限額が結構低めに抑えられていますので、一度に大金を引き出すことはできません。

銀行によって異なるのですが、だいたい最大引き出し可能金額は250ポンドから400ポンドです。
最大の400ポンド引き出したとして、1ポンドあたり0.5円の手数料が追加になる計算です。

クレジットカードは、別途かかる手数料はありませんが、やはり両替レートに手数料が乗せられている感があります。これも、現金両替よりは良いレートです。小額を国際キャッシュカードで引き出すよりは、クレジットカードで買い物したほうが良い場合もあると思います。
オンラインで明細を見られるようにしておくことは必須です。

あらあら、話がそれちゃったね。

閑話休題。次回は予算の話に戻ります。



 

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Wednesday 15 May 2013

留学予算まとめ(1)

さてさて、まだまだお金の話です。

なぜ、こんなにお金の話ばかりするかといいますと、留学を希望されている方々にとって、一番大きな問題はお金だと思うからです。

もちろん現在の英語力とか将来のキャリアとか、帰国後の就職可能性(仕事をやめていく場合はなおさら)、長期間日本を離れるにあたっての人間関係(家族や恋人など)など、他にも色々悩む事はあるのですが、それよりなにより、先立つものがないとねえ。

留学中の学費と生活費と、帰国後落ち着くまでの費用をカバーできるだけのお金があれば、問題は半分解決したようなものです。(と、私の場合は感じました)

さてさて、下記がざっくりとした私の留学予算です。
本当にざっくりしてます。全部多めに見積もってます。(為替リスクもありますので)
余ればラッキー、という感じです。

予算:400万円

留学期間:1年間(学校に通ったのは1アカデミックイヤー、実質9ヶ月)


出発前の準備費用

学費: 60万円(1アカデミックイヤー)
航空券: 20万円(往復チケット、復路変更可能)
海外留学保険: 15万円(12ヶ月カバー)
到着後当座の宿泊(10日間ホテルを日本から予約): 8万円
パスポートやビザ取得の為の諸費用: 5万円
雑費: 5万円 (パソコン海外使用の為の周辺機器や、衣服など)

合計: 113万円

うーん豪快な予算です。すでに結構使ってます。全然節約の心が見えません(笑)。

さて、残りが287万円。
これを12で割ったら一月約24万円

例えば、今日(2013年5月15日)のレートは1ポンド=約156円。
そのまま割り算すると一月約1538ポンドとなります。
こうやって見ると、結構、余裕がありそうに見えるのですが、この金額で見積もってはいけません。

なぜなら、両替すると何かしらの手数料がかかるからです。

(次回に続く)



 

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Monday 13 May 2013

お金の持って行き方を考える(5)

結局。

私の決めた留学へのお金の持って行き方は、


1:国際キャッシュカード
留学用の軍資金として貯金した400万円。
そのうち、航空券やその他渡航費用(当座のホテルや海外旅行保険)、学校への支払い(1年分の半額)諸々を終えると、残ったのは340万円いくらい。

でも、ここからまだ学費の残りも払わなくちゃならないし(学費は、1年で40万円くらいのところを選びました。だから、あと20万は現地での支払いです。もっと安いところもありますが、学校の選択は学びたいことなどなど、人によって異なると思います。詳細はまた後ほど)
と、考えたら、実際使えるお金は300万円くらい。

この300万円のすべてを、三井住友銀行に移動しました。


2:現金

国際キャッシュカードだけでは、もしカードが使えなくなった場合、使えるようになるまでの生活費などが心もとないので、約10万円相当の現金をポンドに換金。
また、あと10万円ほどを、円のままで持って行きました。
というわけで、現金は、合計で約20万円です。

3: クレジットカード

これは、念のため。キャッシュカードも使えなくて現金も無くなった時のために、三井住友銀行から自動振り替えで支払いを行われるように設定したクレジットカードを持って行きました。

最悪の場合、このカードを使って買い物やキャッシングをしてしのごうと思っていました。

当時の私としては、最善の策を練ったと思います。




 

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Tuesday 7 May 2013

お金の持って行き方を考える(4)



3.国際キャッシュカード

前回書いたとおり、散々悩んだ末、留学にむけてはトラベラーチェックを作らなかった私。

その代わり、現地のATMを使用して、日本の銀行口座から現地通貨を引き出すことができる、国際キャッシュカードを使うことにしました。

国際キャッシュカードには色々あるようですが、私はたまたまメインバンクの三井住友銀行が国際キャッシュカードサービスを行っていたので、手持ちのキャッシュカードを国際キャッシュカードに切り替えました。

これで安心安心。

でも。

でも。

留学中は働かない予定でしたので、日本の銀行口座に入っているお金が引き出せない事態になるというのは死活問題です。

私の場合、ラッキーにも、留学の数ヶ月前に海外旅行に行く機会がありまて、その際に、国際キャッシュカードがちゃんと使えるものかどうか、動作確認いたしました。

チキンな私です。

なので、国際キャッシュカードがちゃんと使えるか動作確認できなかった場合は、ある程度のトラベラーチェックを作って入ったと思います。





 

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Thursday 2 May 2013

お金の持って行き方を考える (3)


.トラベラーチェック

トラベラーチェック、使い勝手は悪いですが、安全性を考えたら、これはなかなか良いものです。

現地で銀行口座を開設する程長期でもなく、でも、クレジットカードや国際キャッシュカードが現地でちゃんと使えるものなのか心配なので、ある程度まとまった金額を持って行きたいという場合は、円建てのトラベラーチェックが良いかもしれませんね。

円建てにすることで、一度に大量換金するリスクを減らすことができます。

でも、今は徐々に円安に進んでいる傾向かもしれませんので、円建てにすると後で目減りするかもしれません。こればっかりは、当たるも八卦当たらぬも八卦。ギャンブルみたいなものですね。

また、円建てにしても、若干の手数料がかかります。

でも、トラベラーチェックを両替する際の為替レートは現金よりも若干有利なので、手数料分は為替レートでカバーできますよ。

とは言いながら、私は留学の際にはトラベラーチェックは作りませんでした。




 

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イギリス人男性って、なぜ結婚したがらないんでしょう。

前回の投稿、、 英国で働くことの難しさ(VISAの観点から)  の若干続きです。 英国で働くにはVISAという高い壁があり、英国で労働許可証を取るのは至難の業なわけですが、 それ以外に英国で働く事ができるVISAをとるルートがあります。 それはズバリ、英国人と結婚して、...