Sunday 19 May 2013
留学予算まとめ(2)
さて、前回の続きです。
前回は、私の留学予算の総額(400万)から出発前にかかる大きな出費をざっくりと差し引いてみました。
その残り、約287万円。これが留学中の生活費や旅行に使えるお金です。。
これを12で割ったら一月約24万円。
2013年5月15日現在のレート(1ポンド=約156円)で計算すると、一月約1538ポンドとなります。
さて、 こうやって見ると、結構余裕がありそうに見えますが、この金額で見積もってはいけません。
なぜなら、両替すると何かしらの手数料がかかるからです。
銀行などで外貨両替の価格表を見ると、各通貨について「売り」と「買い」二つの値段が表示されています。
私たちが、円をポンドに両替したい場合、銀行にとってはポンドを売ることになるので、「売り」の方の値段が適用されます。
逆に、私たちが旅行などでポンドを円に両替したい場合は、銀行にとってはポンドを買うことになるので、 「買い」の値段が適用されます。
この差額が銀行にとっての利益となるわけです。
大抵の銀行では、ポンドについては、「売り」値と「買い」値で、マーケット値を中心に6円から8円くらいの開きがあります。
また、この値段の開きは、銀行によっても若干違いがあると思いますし、、現金両替、トラベラーチェック、 クレジットカード、国際キャッシュカード、外貨預金等、取引の種類によっても異なります。
現金両替が一番不利で、だいたいマーケット値を中心に8円の開きがあります。
円→ポンド、ポンド→円どちらの方向に両替するにしても、1ポンドあたりマーケット値よりから4円不利なレートになると覚悟しないといけません。
たとえば、100ポンド分の現金を円からポンドに両替して、その100ポンドをそのまま円に際両替した場合、800円目減りしてしまいます。
トラベラーズチェックの方が換金レートは良いです。でも、使い勝手が悪いのと、一度に大きな金額を両替したくなかったので、使用しませんでした。
また、私が使っていた国際キャッシュカードの場合、両替レートは現金よりは有利になるのですが、ATMから引き出す度に1回あたり200円の手数料が別途かかります。 小額をこまめに引き出すと、手数料がかさみますので、ご注意ください。
ただ、英国のATMは一回の取引の上限額が結構低めに抑えられていますので、一度に大金を引き出すことはできません。
銀行によって異なるのですが、だいたい最大引き出し可能金額は250ポンドから400ポンドです。
最大の400ポンド引き出したとして、1ポンドあたり0.5円の手数料が追加になる計算です。
クレジットカードは、別途かかる手数料はありませんが、やはり両替レートに手数料が乗せられている感があります。これも、現金両替よりは良いレートです。小額を国際キャッシュカードで引き出すよりは、クレジットカードで買い物したほうが良い場合もあると思います。
オンラインで明細を見られるようにしておくことは必須です。
あらあら、話がそれちゃったね。
閑話休題。次回は予算の話に戻ります。
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