Sunday 29 June 2014

留学当初の事を思い出してみる。(3)

まだまだ英国にはたどりつきません。

ハンドルが壊れたスーツケース。
留学用の大荷物が入った大型です。
英国到着後、持て余すのは目に見えている。

でもまあ、とりあえず、飛行機に乗ってる間はスーツケースは
預けてるから、自分で運ばなくて良いし。

つかの間の自由を楽しむ事としましょう。

私の荷物が、空港や航空会社の荷物取り扱いの人々に迷惑を
かけていないことを祈りつつ・・・。

さてさて、そんな状態ですが、フライトはお気に入りのタイ航空!

南回りで、日本-バンコク 約6時間、
バンコク-ロンドン 約12時間
(乗り継ぎ時間が、2~3時間くらいだったかな?)
という、めちゃめちゃ長時間フライトとなりますが、
紫色で統一された機内、キレイなCabin Crewさん達。
ご飯もおいしいし、タイ航空はなかなか快適です。

タイ空港で乗り換え。夜中です。

とりあえずあいている席を確保。
少し飲み物を買ってきて、一服します。

でも、心からリラックスはできません。
休もうとしても、実際のところは、ちらちらと搭乗ゲート案内板を
チェックしてしまいます。そして、やっと乗り継ぎ便のゲートナンバーが
でたと思ったら、いそいそとゲートに移動。

だって、搭乗ゲート前の方が、リラックスできるもんね。

その辺り、我ながら小心者です。

そんな感じで、無事、バンコク-ロンドン便に搭乗、
ロンドン着は、朝の5時!

夜に到着より、ずっと良いです。



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Monday 23 June 2014

留学当初の事を思い出してみる。(2)

そんなこんなで、何とかハンドルが壊れたスーツケースの応急処置をして、
なんとか空港へたどり着きました。
ただでさえ留学用の大型スーツケースなので手に余るのに、
ハンドルが壊れてるから運びにくいのなんのって。

なんとか荷物をチェックインして、これからの留学生活を暗示するような
縁起の悪い出来事に、姉と冗談をいって笑いながらも、心の中は不安で一杯。

でも、本当に、あの時姉が一緒にいてくれてよかったです。
ありがとうです。感謝。

スーツケースが壊れたショックの半笑いの状態で姉と涙の別れをして、
空港のDeparture Gate を一人でくぐりました。

学生時代に3週間ほどヨーロッパ一人旅をしたことがあったので、
一人で空港のDeparture Gate をくぐるのは初めてではなかったのですが、
そのときは、しばらく日本を離れるというプレッシャーの為か、
いつも感じる、海外旅行に行くウキウキ感のない、特別な旅立ちとなりました。

さてさて、私が渡英に選んだのは、タイ航空。

最安の航空会社ではなかったのですが、チキンの私は、入国審査をとても恐れておりまして。
帰りの航空券を持たずに(もしくは留学期間より短いFIXのチケットを持って)
入国審査に臨む勇気を持ちあわせておりませんでした。

というわけで、1年間の留学ということで、、1年間オープンチケットを探したのです。
その条件で探したら、タイ航空のチケットは、そんなに悪くなかったのですよ~。
でも、結構航空券には散財いたしました。

留学予算まとめ(1)

で書いてるように、 航空券に20万円も使ってるのね。
でも、チキンだったから仕方ないのです。


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Tuesday 17 June 2014

留学当初の事を思い出してみる。(1)

さて、2度目の正直というか、2度目のラックで
英国滞在を2年延長できた(おまけに就労可能なビザ!)のですが、
ここら辺りで、留学当初の格闘についても、ぼちぼち書き残して行こうと思います。

まず、出発の日。

出発当日から、パニックでした。

私、留学に向けて大型のスーツケースを購入したのですが、
何せ、ハードのスーツケースは高いし思い。

というわけで、ソフトケースにしたのですが、それも、留学前にたまたま行く機会があった、
シンガポール旅行中に、結構安物を購入しました。

安物で大型のソフトスーツケース。

今でこそ、日本人以外は皆そんな感じのスーツケースで旅行しているので、
当たり前の感覚なのですが、当時は、「安かったからこれにしたけど、
これで大丈夫かなあ。」などと若干不安に思ったりもしたり。

そして、なんと出発当日、自力で空港まで頑張ってスーツケースを運ばなければなりません。
駅なのでは、できるだけエスカレーターやエレベーターを使ったのですが、
ちょっと2,3段の段差ってありますよね。それを超えるために、ハンドルをもって、
エイやっとスーツケースを持ち上げたところ・・・バキっという音がして、
ハンドルが外れてしまいました。

ええ~?ど、どうしよう。これからこれを英国まで、ロンドンの初日に泊まるホテルまで、
運ばないといけないのに。もう、頭の中はパニックです。

空港まで見送りのために一緒に来てくれていた姉と二人で、あせりまくりました。

とりあえず、スーツケースの中に、ちょっとした荷造りができるような材料(紐と粘着テープ)
を入れていたので、 ソーイングセットも持っていたので、ソーイングセットのはさみと
紐と粘着テープを使って、応急処置。

とりあえず何とか空港まで運びました。

あの時、姉が一緒にいなくて本当に一人だったら、泣いてたと思います。
(姉が一緒にいても半泣きでした)

そんな感じで、私の留学生活がドタバタとはじまりました。


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Monday 16 June 2014

さて、2年で何ができるかなあ?

あまり期待していなかった、ワーキングホリデービザ。
ワーホリ2年間で、何がやりたいかなあ、なんて、色々考えてみる。

考えてみればみるほど、このビザ、やっぱり、条件良すぎですね。

だって、就労可能なビザなんですよ~!!!

もちろん、英国で仕事を探すのは、ビザを持っていても難しいって言うのは分かっています。
ビサ云々どころか、そんな問題は関係ない英国人でさえ就職難なのですからね。

でもまあ、英国人が求める職と、ワーホリメイカーが求める職というのは、 もともと、同じ次元に存在していませんので、あまりそこら辺は心配しなくても良いかも。
ぶっちゃけた話、最低賃金で働くつもりならば、就職活動で英国人がライバルになることは、
ほぼ無いでしょう。それが現実です。

でも、少なくともこれだけは言えるのは、就労可能なビザを持っていなかったら、
それこそ就職活動のスタートラインにすら立てていないわけです。

だから、スタートラインに立てるのが嬉しい!のです。

というわけで、ゆるゆるとですが就職活動を始めたのです。

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Thursday 5 June 2014

ワーキングホリデー

イギリスのワーキングホリデー(正式には、Youth Mobility Scheme というのですね)。

年齢制限:18歳から30歳(申請時)
2年間有効
フルタイムの就労が可能

イギリスでの長期滞在を希望する若者にとっては願ってもないビザです。
よって、大人気なのですが、定員が1年あたり1000人の狭き門。

カナダやオーストラリアなどは先着順のようですが、イギリスは抽選です。

なにを隠そう私も、留学すると決心した時に、もちろんワーキングホリデーも検討いたしました。
もし、抽選に通ったらラッキーという程度の気持ちで、応募もしたのですが、抽選に落ちちゃったのね。

とは言っても、もう、資金の目処がついて、その年に渡英する事は決心していたし、抽選に落ちたら学生ビサをとって行くつもり、というダメもと応募だったのですが。

ロンドンで語学学校に通って、徐々に英語力がついてきたようには思うけど、まだまだ流暢と言うには程遠い。1年の留学では、自分の思い描いていた英語力には到達できそうにない。

「せめてあともう1年、英国で暮らしたいなあ。」

そう思い始めたものの、何せ、貯金を食いつぶす一方の「貯金生活」。

もう1年学生ビザを延長するとして、学費はアカデミックイヤーで4000ポンド~5000ポンドとして、生活費は、頑張って節約しても月1000ポンドくらいはかかるかなあ。でも、あまり節約したら、せっかくの英国生活が楽しくなくなるし。

などなど色々と思い悩みながら、貯金通帳とにらめっこしていました。

予算をたてた時に、為替相場を円安気味で計算したので、まだ、残金はあります。

日本には、留学後の当座の生活用に、一応まだ少し貯金を残してあります。
ビザが切れたら一旦日本に戻って、日本に残してきた貯金をかき集めたら、
もしかしたら、あと1年(は無理でも半年くらい)はいけるかも。

そして、とりあえずもう一度、ダメもとでワーホリに応募してみました。

ワーホリが通れば、働けるし、フルタイムで学校に行かなくてもよいので、
かなり費用が抑えられます。

もしかしたら、ワーホリ期間2年間まるまる滞在できるかも!

そんな希望を持っての応募でした。

そして、二度目は、神様が私の味方をしてくれたのです。

わーい!

というわけで、ビザの申請やお金の算段、年金などの手続きのために
1ヶ月ほど一時帰国し、再度ロンドンに戻ってきたのです。

というわけで、当初1年のつもりの英国生活が長びいてます。

嬉しい誤算です。


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Tuesday 3 June 2014

Job Title

Job Title (肩書き・職位)

日本語では、肩書きといえば、なになに部・部長、あれあれ課・課長、など、その人が何をやっているのかが、あまりよく分からないものが多いです。

でも、英国では、できるだけ肩書きでその人が何をやっているのかわかるような、そんな肩書きが多いのですが、、、。。。

やっぱり、平社員をどう表現するのかは、悩むみたいです。

英国でよく見る、いわゆる「平社員」の肩書きは、、、

「Sales Executive」とか、「Customer Service Executive」とか、、

平社員なのに、肩書きは「Executive」

昔、銀行に就職した大学の同級生から、銀行ではある程度の肩書きがないと
営業しにくいからとかなんとかと言う理由で、入社してから結構早い時期に
「主任」の肩書きを与えられ、名刺に印刷されるとか。。

それと、ちょっと近い感覚なのかもしれません。

平社員だけれど、肩書きは、「ホニャララ Executive」

初めは聞こえはよいかも知れませんが、慣れてしまえば、
自動的に「Executive」は 「平社員」に置き換えられます。

というわけで、英国のJob Title は、時に怪しいものもありますので、注意が必要です。



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Sunday 1 June 2014

れんげ荘

私は実は、活字中毒。

 とりあえず、暇があってもなくても、ちょっとしたコマ切れ時間にも、
 何か読んでいたいタイプの人間です。

読書に関しては、英語でも日本語でも、どっちでも来いです。
(でも、英語はまだまだ読むのが遅いから、1冊読み終えるのにかなり時間がかかりますが。)

 今は資格試験の勉強をしてるので、主な読書はテキストブック。
 英語のテキストブックなので、ちょっと時間をかけて読んでます。

いくら活字中毒とは家、テキストブック読書は、「読まなきゃいけない読書」。
なので、それとは別に、「気晴らし読書」が必要になってくるのですが、
「読まなきゃいけない読書」が英語なので、「気晴らし読書」は日本語に偏っております。

日本語の本はすぐ読めちゃうけど、あまり数を持ってきていないので、
どうしても、同じ本を繰り返して読むことになってしまいます。

この頃のヘビーローテーションは、私のお気に入りの作家の一人、
群ようこさんの「れんげ荘


有名広告代理店を45歳で早期退職し、都内の古い安アパート「れんげ荘」にて、月10万円の「貯金生活(貯金を少しずつ切りくずしながらの生活)」に入った女性のお話です。

実は私、将来はこんな感じで生活したいなあ、なんて思っていたりするのです。

「清貧」というのにあこがれていたりして。

でも、早期引退する前に、しっかり働かないと。
その為には、まず資格を取るために勉強しないと!

先は長いです。

なんていいながら、「貯金生活(貯金を少しずつ切りくずしながらの生活)」
という部分だけとってみたら、もう今すでに「貯金生活」中であることに気がつきました。

でもまあ、今の私の場合は、期限付きの「貯金生活」やからねえ。


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イギリス人男性って、なぜ結婚したがらないんでしょう。

前回の投稿、、 英国で働くことの難しさ(VISAの観点から)  の若干続きです。 英国で働くにはVISAという高い壁があり、英国で労働許可証を取るのは至難の業なわけですが、 それ以外に英国で働く事ができるVISAをとるルートがあります。 それはズバリ、英国人と結婚して、...