Tuesday 21 October 2014

ロンドン最初の10日間(14) そして、私は旅に出た。

っていっても、ブライトンだけどね。

ブライトン。

ロンドンからほど近く、へたしたらブライトンからロンドンに毎日通勤している人もいるみたいです。
とは行っても、長距離バスで、2時間半くらいかかるのですが。。。

ブライトンは、ロンドンからほぼまっすぐ南下して、海にぶちあたる感じの位置にあります。
海辺ということで、夏場はイギリス国内からの観光客が多いエリアです。

とは言っても、海は砂浜ではなく、ぺブル(Pebble)という、どちらかというと小石のような感じ。
日本人としては、泳ぎたいテンション、そんなにあがりません。

おまけに、私が行ったのは9月の初め。 そんな時期は、日本でだって海水浴しませんよねえ。
日本の場合は、暑さはきっと問題ないですが、お盆を過ぎたらクラゲがこわいので。。

英国では、クラゲの心配はありませんが、9月の英国は、海水浴をしたくなるような気温ではありません。

まったくもって、なんでこんな季節にブライトンに来たんだか。

いや、それはたまたま学校が始める前にちょっと時間ができたからで、、 その旅行先にブライトンを選んだのは自分なのだから、文句を言ってはいけない。

なんて思いながら、海岸を散歩してみると、ピアーがあるんです。

ピアーっていうのは、海の方へ桟橋を張り出して、ちょっと深くなったところあたりで、ちょっと広めの桟橋を作り、 そこに、簡易遊園地のようなものが設置されているのです!

簡易遊園地って、普通、公園にあっても怖いのに、それが桟橋の上にあるんですよ~。

それはもう、私にとっては恐怖以外のものではありません。 そして、秋の風情が深まったブライトンでは、そんな簡易遊園地は、ゴーストタウンのような風情をかもし出していたのでした。

でも私は女一人旅。

ちょっと寂しくなっていた私にとっては、ゴーストタウンのような遊園地は、ちょっとありがたかったりして。他の人たちが楽しんでいる遊園地に一人でいるのってつらいですからねえ。

そういう意味では、他の人たちが楽しんでいるのを見ることなしに、遊園地のような施設を鑑賞できるという機会に恵まれたわけです。 ラッキー!

うーん。でも、良かったというか、悲しいというか。

それはまあ、渡英直後で、友達も一人もいない状態での一人旅でしたのでねえ。

一人旅って、気楽だし楽しいけど、時々寂しい。 これは、一人旅されてる方は皆感じることだと思います。

でも、寂しいのはわかっているけど、それでも一人旅に出たい時があります。 そういう時って、自分は何がしたいのか?寂しさを求めているのだろうか?

って、ちょっと自分で自分を疑問に思ってしまいます。


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Saturday 11 October 2014

ロンドン最初の10日間(13) 入居日まで、ちょいと旅に出ます

というわけで、入居日までの間、英国旅行を楽しむ事になりました。

家を決めるという最大の課題を終えた今、学校が始まるまでの間は、
正直言って特にやることもないのです。
この時間を有効利用しないともったいない!
今考えても、このタイミングで英国内を一人で旅行する機会ができたのは、
とても幸運なことだったと思います。


実際、学校が始まって友達ができて色々と忙しくなってくると、
週末に一人で泊りがけでに英国国内旅行に行くことはありませんでした。
せいぜい友人と一緒に日帰り旅行くらい。それが現実。

さて、私の旅行計画は、まず、交通機関は長距離バスを利用。

だって、電車で行くより断然安いし、一旦ロンドンを出てしまったら
そんなに交通渋滞もないから、結構時間通りに目的地に着くし、
小さな街だと、鉄道の駅より長距離バスの発着地点の方が、
街の中心部から便利なところにあるのです。

そんなわけで、とりあえず移動はバスと心に決めながらも、
特に詳細な日程は決めず、だた、英国の南の方を海沿いに廻るという
ざっくりとした案を作り、最初の目的地はブライトンに決めました。

でも、事前には切符の手配もホテルの予約も何もせず、
完全行き当たりばったりの一人旅4泊5日です。

大きな荷物は引越し先の大家さんに預かってもらえるので、
旅行に持っていく荷物だけリュックに詰め替えて、それ以外は荷物はすべて
スーツケースに詰め込んで、ホテルチェックアウト日(=旅行出発日)前日に
引越し先までやんらこらと運びました。

地下鉄で移動したのですが、ロンドン地下鉄、乗り換え駅で
乗り換え通路に階段しかない場合があったりして、
小さい日本人女性がスーツケースを運ぶのはなかなか大変です。

ロンドンで個人旅行される予定は女性は、自分の荷物は自分で
運べる程度の重さに抑えることをお勧めします。

閑話休題。

色々苦労しながら、心優しいイギリス紳士(というか普通の男性?)
に助けてもらったりしながら、やっとこさ、引越し先に到着。

引越し先に到着したら、大家さんのカップルのご主人様が、
荷物を私が住む予定のお部屋に運んでくださって、
ああ、やっぱり英国紳士は優しい。と再度感動。

ミルクティーを頂いて、お茶を飲みながら、お互いの旅行計画について
お話して、旅行から帰ってきたら、よろしく~!!という感じでお別れ。

さて、これから一人旅~!

わくわく。


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Monday 6 October 2014

ロンドン最初の10日間(12) 家は決まったけれど

2件目の下見の帰り道は、試しにその家から学校まで、バスで行ってみることにしました。

バスで通学するとしたらどんな道のりになるか、確認の為です。

学校まで行くには、一回乗り換えが必要です。
まずは一本目のバスを家から最寄のバス停で待つ。 それが、なかなか来ません。

時刻表を見てみても、日中は、何分に1本って言う感じで書いてあるだけです。


今なら、スマートフォンのAPPで、バスの運行状況を確認することができるのですが、
当時携帯電話も何ももっていなかった私としては、ただひたすら待つしかない。

時刻表では、だいたい12~15分に1本くらいと書いてあるので、 最大15分待つ覚悟が必要です。
でも、結局のところ、15分以上待ったんじゃないかなあ。

ここら辺で、かなりへこんできました。

でもまあ、気長に待っていたらやっとバスが来たので、いそいそと乗り込みます。
このバスは、一階建ての普通のバス。

ロンドンは、ダブルデッカーと呼ばれる赤い2階建てバスで有名ですが、
すべてのバスが2階建てなわけではありません。

郊外の、あまり利用者が多くないような路線は、シングルデッカーと言うべきか、
1階建てのバスが走っています。でも、やっぱり赤いのでかわいいです。

さてそのバス、2階建てにしたら採算が取れないから1階建てということは理解できます。
でも、1階建て(しかも15分に1本)にしてしまうと、かなり込み合う程度の利用客がいるのです。

というわけで、待ち疲れるくらい待ってやっと来たバスに乗っても、座ることはできず。
教えてもらった乗り換え駅まで、20分くらいでしょうか?
そこで次のバスを待ちます。

次のバスは便数も多く、5~8分に1本と書いてあります。
来たバスはダブルデッカーで、無事2階に席を確保することができました。

乗り換えた後は、学校の最寄のバス停まで15~20分くらいかな。
くねくねした道をすいすいと快調に走っていったのですが、
学校のある大通りに出る前にちょっと渋滞。ちょっとイライラ。

やっと学校について時計をみたら、こちらもたっぷり1時間はかかりそうです。
バスを待つ時間が読めないから、もっと時間がかかるかも。

それと、もう一つ心配事が。
乗り換えのバス停の近辺が、あまり治安の良くなさそうな所なのです。
学校に行く時は、朝だし、乗り換えのバスも便数が多いし、まあ良いのですが、
帰りがねえ。家までのバスはあんまり来ないし、帰りはもう暗くなっているだろうし。
 
でも、もし地下鉄で通ったら、家から駅まで30分くらい歩かないといけない。
帰り道のことを考えると、それも避けたい。

かなり悩みましたが、結局一件目に下見をしたところに心を決める。
先方に電話して、入居希望の旨を伝えました。

ありがたいことに、先方も、もう一人下見に来た人はあまり気が合わなそうな
雰囲気だったらしく、すぐに入居がきまりました。

やったー!これで家なき子にならなくてすみます!

入居の日程など、詳しく話をする為に再度お家を訪問。

私の入居希望日(=ホテルを出なければならない日)を伝えたところ、
あいにく大家さんカップルは、その日の次の日から4日ほど、
ショートホリディに行くとの事。(フランスのニースらしい。いいなあ。)

ある程度住んだあとだったらお留守番してもらうんだけど、
入居したその日からお留守番っていうのは、やっぱり心配なので、
大家さんのホリディの後に入居してほしいということでした。

私の方は、学校もまだ始まっていないし、4日間くらいだったら
英国内を旅行に行くから大丈夫。
家が決まって安心した状態で旅行にいけるなら万々歳です。

というわけで、ホテルから出る日に、大きな荷物だけ預かって、
その5日後に入居ということで、話が決まりました。



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Thursday 2 October 2014

ロンドン最初の10日間(11) 家探し下見2件目

さて、次のViewing (家の下見)は、学校から紹介してもらった所です。

1件目よりも週当たり20ポンド安いのですが、その分ロンドン中心部からはめっぽう遠い。
最寄の地下鉄駅は、ロンドン地下鉄のゾーン4にあります。

住所から地図をゲットしてみたところ、駅から家までの距離も遠そうです。
こういう時、私はかなりの確率で迷うので、地図を片手に出発です。

最寄り駅に到着後、地図をまわしながら、通りの名前を一つ一つチェックして、
目的地に向かっていると思われる方向に向かいます。

途中、とても素敵なコテージ風のお家がありました。

すてき~。こんな家が近所にある所に住むのも良いかも~。

などと思いながら地図を片手に歩いていきますが、
歩いても歩いても到着しない。

すでに、さっきの素敵なお家は近所とは言えない距離をあるいています。

迷ってしまったのか。下見の約束をすっぽかしてしまう事になるのか。

と、心配になってきた頃に、やっとお家のある通りを発見。

あとは、家のドアについてる番地をたどって、目的地に到着です。

長かった~。

こちらのお家の大家さんは、インド人の若夫婦。
こちらも、大家さんと一緒に住む事になります。

大家さんの奥さんはとても私を気にいってくれて、
お部屋にテレビも置いてくれると言ってくれました。

おそらく英国で育っている方々と思われ、インド訛りのない
わかりやすい英語です。

お家は、普通のイギリスのお家。
おそらく結婚して家を買って、大家さんたち自身も引っ越してきたばかりの様子。
これから徐々に、彼ららしい家になっていくのでしょう。

大家さんはいい人そうだし、値段も20ポンド安いということで、とても悩みました。
でも、何しろ駅から遠い。それが問題です。

大家さんに、家から学校に行く方法を聞いてみました。


すぐ近くにバス停があるから、そこからXXX番のバスにのって、
どこそこでYYY番に乗り換えたら学校まで行けるとの事。

やっぱり、大家さんたちも地下鉄の駅までは歩いていないのね。

というわけで、帰りはバスで帰ることにして、学校までの道のりを
確認することにし、大家さんには、学路を確認後、結果を
学校を通して返事することにしました。

ゾーン4からゾーン2(学校があるキルバーンゾーン2です)まで、
ちょっとした遠足です。



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イギリス人男性って、なぜ結婚したがらないんでしょう。

前回の投稿、、 英国で働くことの難しさ(VISAの観点から)  の若干続きです。 英国で働くにはVISAという高い壁があり、英国で労働許可証を取るのは至難の業なわけですが、 それ以外に英国で働く事ができるVISAをとるルートがあります。 それはズバリ、英国人と結婚して、...