Monday 6 October 2014

ロンドン最初の10日間(12) 家は決まったけれど

2件目の下見の帰り道は、試しにその家から学校まで、バスで行ってみることにしました。

バスで通学するとしたらどんな道のりになるか、確認の為です。

学校まで行くには、一回乗り換えが必要です。
まずは一本目のバスを家から最寄のバス停で待つ。 それが、なかなか来ません。

時刻表を見てみても、日中は、何分に1本って言う感じで書いてあるだけです。


今なら、スマートフォンのAPPで、バスの運行状況を確認することができるのですが、
当時携帯電話も何ももっていなかった私としては、ただひたすら待つしかない。

時刻表では、だいたい12~15分に1本くらいと書いてあるので、 最大15分待つ覚悟が必要です。
でも、結局のところ、15分以上待ったんじゃないかなあ。

ここら辺で、かなりへこんできました。

でもまあ、気長に待っていたらやっとバスが来たので、いそいそと乗り込みます。
このバスは、一階建ての普通のバス。

ロンドンは、ダブルデッカーと呼ばれる赤い2階建てバスで有名ですが、
すべてのバスが2階建てなわけではありません。

郊外の、あまり利用者が多くないような路線は、シングルデッカーと言うべきか、
1階建てのバスが走っています。でも、やっぱり赤いのでかわいいです。

さてそのバス、2階建てにしたら採算が取れないから1階建てということは理解できます。
でも、1階建て(しかも15分に1本)にしてしまうと、かなり込み合う程度の利用客がいるのです。

というわけで、待ち疲れるくらい待ってやっと来たバスに乗っても、座ることはできず。
教えてもらった乗り換え駅まで、20分くらいでしょうか?
そこで次のバスを待ちます。

次のバスは便数も多く、5~8分に1本と書いてあります。
来たバスはダブルデッカーで、無事2階に席を確保することができました。

乗り換えた後は、学校の最寄のバス停まで15~20分くらいかな。
くねくねした道をすいすいと快調に走っていったのですが、
学校のある大通りに出る前にちょっと渋滞。ちょっとイライラ。

やっと学校について時計をみたら、こちらもたっぷり1時間はかかりそうです。
バスを待つ時間が読めないから、もっと時間がかかるかも。

それと、もう一つ心配事が。
乗り換えのバス停の近辺が、あまり治安の良くなさそうな所なのです。
学校に行く時は、朝だし、乗り換えのバスも便数が多いし、まあ良いのですが、
帰りがねえ。家までのバスはあんまり来ないし、帰りはもう暗くなっているだろうし。
 
でも、もし地下鉄で通ったら、家から駅まで30分くらい歩かないといけない。
帰り道のことを考えると、それも避けたい。

かなり悩みましたが、結局一件目に下見をしたところに心を決める。
先方に電話して、入居希望の旨を伝えました。

ありがたいことに、先方も、もう一人下見に来た人はあまり気が合わなそうな
雰囲気だったらしく、すぐに入居がきまりました。

やったー!これで家なき子にならなくてすみます!

入居の日程など、詳しく話をする為に再度お家を訪問。

私の入居希望日(=ホテルを出なければならない日)を伝えたところ、
あいにく大家さんカップルは、その日の次の日から4日ほど、
ショートホリディに行くとの事。(フランスのニースらしい。いいなあ。)

ある程度住んだあとだったらお留守番してもらうんだけど、
入居したその日からお留守番っていうのは、やっぱり心配なので、
大家さんのホリディの後に入居してほしいということでした。

私の方は、学校もまだ始まっていないし、4日間くらいだったら
英国内を旅行に行くから大丈夫。
家が決まって安心した状態で旅行にいけるなら万々歳です。

というわけで、ホテルから出る日に、大きな荷物だけ預かって、
その5日後に入居ということで、話が決まりました。



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