Thursday 30 November 2017

私は結構、派遣という働き方を楽しんでると思う

先日の記事、イライラが怖いでは、今の職場環境についての愚痴を書きました。

本当は、あんまりこういうことは書かないほうが良いと思うのですが、
ブログはある程度、匿名性のあるツールですし、
同僚の写真を載せてるわけでもないし、まあいいか。

今の職場や同僚に対する愚痴というよりは、
働くのは辛くて当たり前、と言う風潮の日本社会への愚痴なのです。

そして、今回初めて派遣という働き方を経験して、
思うところが色々とあります。

イギリスに語学留学する前は人事部で働いていたので、
その観点からも制度についての私の思うところを
思いつくままにつらつらと書いていこうと思います。

ます、本記事のタイトルの通り、
私は結構、派遣という働き方を楽しんでると思います。

今の制度では、派遣で同じ仕事が続けられるのは最長3年という事です。
これは、長く安定した仕事を求めている人にとったら
困った制度だと思いますが、今の私のように、
長期雇用を求めずあえて派遣という働き方を選んでいる人にとっては、
最長3年で堂々と次のステップに進む事が出来るので、
悪くないと条件です。

正社員として入社して3年くらい勤めると、
周りから頼りにされるようになって、責任ある仕事を任せられるようになるし、
会社の中の自分の位置付けも安定して、居心地がよくなります。

そうなると、会社を辞めるという事がとても難しくなるのです。

状況的にも、心情的にも。

状況的というのは、責任ある仕事を任せられているので、
簡単には辞められない、という状態。

心情的というのは、居心地の良い会社を辞めるのが寂しい、
という単純なものに加えて、もう一つ。

一度正社員として安定してしまうと、
会社を辞めたら転落人生が待っているのではないかと、
恐れるようになってしまうのです。

実際私は、前回、6年間働いた正社員の職を留学の為退職した時、
退職直後から留学に出発までの数ヶ月間、とても心がザワつきました。

留学、という前向きな目的を持って会社を辞めたはずなのに、
人生を踏み外してしまったのではないか、
平日の昼間に仕事をしていない自分は役立たずなのではないか、
等々、ネガティブな考えにとらわれてしまいました。

日本を出発してイギリスで学校に行き始め、留学生活に慣れた頃には、
そんな考えはすっかり何処かに吹き飛んでしまったのですが、
それでも、退職後から出発前の数週間が、とてもつらかったのは覚えています。

できれば、あんな精神状態にはもう二度となりたくありません。

今の私は、またイギリスへ留学することを目標に、
お金を貯める為に働いているので、
つまり、近い将来(お金が貯まり次第)辞める前提で働いているので、
派遣の方が気分的に楽ですし、楽しめていると思います。

特に今は人手不足なので、結構仕事もありますしね。

ラッキーにも、英語も必要な仕事に就けているというも、
楽しめている理由の一つかもしれません。

次は、今の仕事内容について、備忘録も兼ねて書いてみようと思います。

Thursday 16 November 2017

イライラが怖い

先日の、日本は窮屈という記事の続き。

帰国して再度日本で働き始めて気がついた。

日本の労働者は、イライラしている。

まあ、全員が全員イライラしているわけではないので、
日本の労働者には、イライラしている人が多い、と言う方が良いかな。

これは、気のせい?

いや、気のせいでは無いと思うのです。

働いていても、先輩が時折、質問するものはばかられるような感じで、
目に見えるイライラオーラを発している時があります。

日本には「空気を読む」という習慣がありますが、
空気を読まなくても良いレベルです。

働いていたら、色々と自分の思うように行かない事があって
イライラするのはわかります。

でも、私が感じるのは、彼ら彼女らの沸点が低いということ。
ちょっとしたことでイライラするようなのです。

私に対してイライラされているのを感じている分には、
私が何か間違った事をしたのか、仕事を覚えるのが遅いのか、
等々、原因について考えて反省したりするのですが、
どうやら彼ら彼女らのイライラの原因はそれだけではないらしい。

かなり些細なことでも、イライラスイッチが押されてしまうようなのです。

でもそれは、私にはどうしようもない事がほとんどで。
でも、彼ら彼女らがイライラすると私にとばっちりがきます。

なんでそんなに皆イライラしているの?
怖いよお。

で、考えてみました。

なぜ、彼ら彼女らの沸点がそんなに低いのか。

たぶん、彼ら彼女らも、多大なストレスをかかえて生活しているのではないか。

日本のサービスは素晴らしい。
日本のサービスのクオリティの高さは、海外でも評判です。

でもそれは、裏を返せば、労働者は質の高いサービスを提供するために、
すごいストレスに耐えながら働いているのです。

日本で求められているスタンダードを満たすために、
体力、精神力を削って働いてる。

いつもパンパンに張り詰めているから、すぐに切れてしまうんだろう。

そんな生活が幸せなのか?

もちろん、幸せではない。

でも、生きていくためには収入を得なくてはいけない。
そして、日本で収入をを得るためには、
そんな労働環境で働くしかない場合が多々ある。

私も、今働いている会社では、ストレスを感じています。
イライラしやすくなった自分を感じ、軽く自己嫌悪です。

会社で感じるストレスはもちろんストレスですが、
ストレスでイライラする自分に自己嫌悪する事が、さらにストレスです。

派遣なので、嫌になったら契約更新しなかったら良いか、
ていう感じのスタンスで続けています。
3ヶ月更新の契約なので、結構精神的には楽です。

経済的に派遣は不安、という人が多い中で、
一定数私のように、派遣が気が楽、という人が存在するのは、
日本社会で高水準のサービスが普通になってしまった事による、
労働環境の悪化が原因の一つかと思います。

少なくとも、私にとっては。

でも、イギリスに戻るためにはお金を貯めないといけません。
とりあえず、イライラオーラからは心をシャットダウンして、
日々をすごそうと思います。

派遣の良いところは、割り切った態度で働くことができる事です。
だって、昇給もボーナスも期待できないのですから、
目の前のニンジンは次の契約更新だけなのですから。

次の契約更新無くても良いや、という気持ちで働こうと思います
更新してもらえない可能性はありますが、まあ、それも運です。


Wednesday 8 November 2017

優等生であるという事(愚痴)

英国に語学留学からワーホリ。
帰国後の就職活動は、苦労するだろうと覚悟していました。

とはいえ、少なくとも2・3年後には再渡英を目論んでいる私は、
正社員の仕事を希望しているわけではなく、
初めから、できるだけ英語を使う機会がありそうな派遣の仕事を
探していました。

派遣の方が、取り合えずまあまあ時給が良いし、辞めやすいので。

仕事内容がよければ経験になるので短期でも良いし、
すこし落ち着いて働けそうなところなら長期でも良いけど、
まあ、今は派遣は3年が最長なので、2・3年働く予定ならば
長期をねらっても、先方には迷惑にはならないでしょう。

こんな感じで、長期短期を問わずに派遣中心に探したからだと思いますが、
結構あっさり、まあまあな仕事内容の仕事にありつけました。

実は、書類選考で落ちた案件は除いて、
初めて面接(派遣の場合、顔合わせというのでしょうか?)に行った
案件で働き始め、まだ同じところで働いています。

けっこう居心地が良いので、お金が貯まるまでは、契約終了されないかぎり
今のところで働きたいなあ、と思っています。

時給は他と比べて特別高いわけではなく、職場では派遣は私ひとりなのですが、
社員さんが皆、優しいのです。

仕事内容は、英文事務と一般事務と来客対応。

来客対応とは言っても、お客様が優しい人ばかりで、
職場環境はとても良いです。

実は、派遣先はかなり大きな一流企業の支店で、
なので、社員さんとか来客でいらっしゃる方々も、
穏やかで優しい方ばかり。

こんな良い環境で働けるのは、ラッキーだと思います。

でも一つ、不満な事が。

この記事のタイトルにも(愚痴)とマークしましたが、
これ以降は、愚痴記事です。

今の仕事には、不満は無いのです。
それは良いのです。

でも、久しぶりにあった友人などに、
イギリスから帰ってきて、どんな仕事をしているか聞かれて、
上記のような返答をした場合に、言われる言葉。

「(ゆくかわ)は昔から優等生だったから、さすがやねえ。」

確かに、今回の就職はラッキーだったと思うし、
私自身にコミットするつもりが無いのにかかわらず、
とても良い仕事に就くことができたと思っています。

でもそれを、優等生だったから、当然と思われてしまうのは、
どうも、腑に落ちない。

昔から優等生だったら、今、どんなに成功しても、
優等生だったから当然、となってしまうのでしょうか?

昔、劣等生だった人が、今良い仕事についていたら、
頑張ったねえ、って言ってもらえるのに、
昔、優等生だった人が、今良い仕事についても、
優等生だったから、当然ねえって言われる。

優等生だって、成功する為に努力してるのに。
優等生だったってだけで、成功して当然と思われて、
努力を認めてもらえないような、そんな感じがして。

なんか、腑に落ちない。

Monday 6 November 2017

漠然とした不安

気がついたら、もう11月!

もう、日本に帰ってきて半年も経ってしまった。

帰国後は、とりあえず再渡英の為のお金を貯めようと、
あまり何も考えずに派遣の仕事に応募したのですが、
最初に面接にたどりついた案件でオファーをもらい、
そこで今まも働いています。

仕事内容は英文事務というか、英語を使う一般事務というか、
私が今希望している、経理事務ではありません。

本当は、英語を使う経理事務が理想なのですが、
そうなると、とても案件の数が減ってしまって、
そもそも、私自身の経理の経験が弱いので、
経理関係の求人には応募資格が足りない。
そして、未経験者可の案件だと面接までたどりつけない。

今の仕事は、仕事内容は私が日本でやっていた前職が
経験として認めてもらえるような内容にプラスして、
英語でのEメールなどのやり取りが必要ななる、という感じのもの。

ほど良く毎日がチャレンジで、楽しく働いています。
派遣だから人間関係も割り切っていて、
結構居心地が良いので、このままズルズルと居続けてしまいそう。

現在、派遣は確か、同じ会社で働けるのは、最長3年だったと思います。

私は、できれば再来年くらいにまでに、
お金を貯めて再度英国への留学を希望しているので、
お金が貯まるまで今のところで働けたら、とても都合が良いです。

でも、そんな事言ってるのは呑気すぎるのかも。

再来年から英国で1年留学したとして、帰国したらもう30歳代も半ば。
帰国後、正社員の仕事が見つかるのか?

再渡英は諦めて、少しでも若い今のうちに、
日本で正社員を目指したほうが良いのか?

でも、次に正社員の仕事を始めた時は、きっと、
定年までその仕事にしがみつかないといけないような気がする。

まだ、それはやりたくない。

日本で正社員になってしまうと、長期休暇を取れなくなるし、
海外旅行にも簡単にいけなくなる。

甘い考えかも知れないけれど、今はもう少し、
やりたい事をやっていたい。

もちろん、派遣で働いている今の生活は根無し草のようなもので、
将来ことはめちゃくちゃ不安なのですが、
正社員になって、定年までその仕事にしがみつく、という生活にも
漠然とした不安があるのです。


イギリス人男性って、なぜ結婚したがらないんでしょう。

前回の投稿、、 英国で働くことの難しさ(VISAの観点から)  の若干続きです。 英国で働くにはVISAという高い壁があり、英国で労働許可証を取るのは至難の業なわけですが、 それ以外に英国で働く事ができるVISAをとるルートがあります。 それはズバリ、英国人と結婚して、...