Sunday 26 April 2020

ジョブ・セキュリティ

最近、仕事への考え方が変わってきました。

今までは、正社員になって会社に滅私奉公するよりも、少々お給料が低くても、派遣で気楽に働きたいと考えていました。

そして、お金が貯まったらスッパリやめてイギリスに留学しようと考えていました。

でも、コロナ対策で外出が自粛になって、観光や外食産業を筆頭に、色々な業界で景気が急激に落ちこんで、世の中の先行きが不透明になってきたから、今のポジションに少し執着が出てきてしまいた。

今までは、派遣やアルバイトならいくらでも仕事があるから、今の仕事を辞めてもすぐに次が見つかるとおもっていたのですが、もしかしたら、今後しばらくの間は、派遣やアルバイトも、見つかりにくくなりそうです。

こんな時に正社員が羨ましいのは、ジョブ・セキュリティがある事。

お給料の差は、仕事における責任に差があるから仕方がないと思いますが、不景気になった場合に、最後まで切られないっていうのは、すごく有利なことだとお見ます。

これだけジョブ・セキュリティの差があるのに、派遣やアルバイトは、それだけのリスクを負っているのに、普段は、それ見合った時給を払ってもらえないっていうのは、不公平だと思います。

働き方改革では、派遣やアルバイト、つまりテンポラリージョブの時給を上げて欲しい。

同じ業務内容で、同じ責任ならば、ジョブ・セキュリティがない分、派遣の方が正社員よりも高い時給であるべきです。

同じ業務内容で、同じ時給ならば、正社員の方がジョブ・セキュリティがある分責任が重く、派遣はジョブ・セキュリティがない分、責任が軽くなる。

会社にさじ加減一つでクビになる人には、色々な事の責任はとれないので、仕方がないと思います。

派遣やアルバイトの時給をあげれば、企業は、長期に人が必要な場合には、派遣やアルバイトではなく正社員を雇用するようになるでしょう。

正社員にとっては、責任のない仕事をしている派遣やアルバイトの時給が高いのは納得いかないかもしれませんが、それなら、自分も派遣やアルバイトになれば良いのです。

なぜ、それができないかと言えば、派遣やアルバイトだと、ジョブ・セキュリティが無くなってしまうから。

少々お給料が低くても、ジョブ・セキュリティを望む人は正社員。

自分の能力に自信があるとか、自由なライフスタイルを求める人は、ジョブ・セキュリティは無いけど、お給料は高めの派遣やアルバイト。

労働市場がそういう風に変われば、今よりは、格差がない世の中になるのではないでしょうか。

Saturday 25 April 2020

イライラ。きっと疲れてる。

最近、ちょっとした事でイライラしてしまう。

多分、仕事も在宅勤務になって、ずっと家に引きこもっているから、ストレスが溜まってるんだと思うけど。

普段だったら、全然気にならないような事でも、カチンときてしまう。

自分がイライラしているのを自覚すると、在宅勤務でよかったと思う。

テレワークだと、自分がイライラ、ピリピリしているのが、同僚に伝わらないから。

コミュニケーションがメールとかチャットなので、文字にする事によって、自分がイライラしている事を客観的に見ることができる。

「あ、これは送信しちゃいけないな」と思ったら、送信前にすてる事ができる。

そういう意味では、チャットは少し危険。

イライラしている時は、チャットのインビテーションを無視するようにしています。

チャットにインビテーションっていうのは、すぐに返事しなくても良いのです。

トイレとか行ってるかもしれませんからね。

いくら在宅勤務とは言え、トイレにまでパソコン持って行く必要はありませんから。

イライラしている時は、人と距離があって良かったと思う。

まあ、このイライラは、ずっと家に引きこもってるせいなのですが。

家に引きこもって、人と会えなくてストレスが溜まってるのに、そのイライラを人にぶつけない為に、人と距離があってよかったと思うなんて、なんか皮肉です。

同居している両親に対しては、イライラしないんですけどね。

Tuesday 14 April 2020

若いっていいなあ。

4月に入り、新年度が始まって、ついに新入社員のトレーニングを開始しました。

でも、新型コロナウィルスの影響で、事務職は全員自宅勤務という状況の中、リモートでのトレーニングです。

チャットとかデスクトップの画面シェアとか、PCの使い方になかなか慣れなくて、戸惑いながらも、何とかのりきってます。

私がトレーニングを担当している新入社員は、20代中ごろの若い女性。

新卒でないので、少し社会経験があって、やりやすい。

でも、うちの会社のやり方があって、それは、必ずしも一般的な観点からは、もっとも効率的なやり方では無い時もあって、そこを納得して為には、いろいろと説明が必要。

こういう時、リモートでのコミュニケーションの難しさを感じます。

でも、相手が、こういうツールを使用してのコミュニケーションに慣れているので、やりやすい面もあり。

それに、頭が柔らかいのか、とても飲み込みが早い。

若いっていいなあ。

たまたま、私が担当した新人さんが優秀なだけかもしれませんが、なんとなく、企業が若い人を求める気持ちが分かってしまうような気もするのです。

以前このブログでも愚痴っていたのですが、同じ部署にいた産休カバーの人達が、私と同年代か年上くらいで、かなりクセの強い人達で、おまけにあまり仕事ができなかったので、そのトラウマがあるのかもしれませんね。

まあ、新型コロナウィルスの問題が収束して、事務所で顔をつきあわせて仕事をするようになったら、また違う感想を抱く事になるかもしれませんが、今の所、若手新入社員のトレーニングは上手く行っています。

Wednesday 8 April 2020

秘書という仕事

4月に入って、正式に新しいポジションに異動しました。

今までと同じ部署の事務なのですが、部門長の秘書業務を担当する事になりました。

ドキドキです。

私のボスとなる部門長には、今まで秘書がついていたわけではありませんので、引継ぎはありません。

今まで、その部署のトップは課長だったのですが、その人が部長に昇進したので、秘書業務を担当する事務員を一人置くことになったのです。

でも、「秘書」という役職のポジションではありません。
我が社では、「秘書」という役職のアシスタントが付くのは、役員クラスのみ。

それ以下の部長クラスは、多忙なので秘書業務を担当する事務員はついていますが、役職は秘書ではありません。

さて、秘書業務を始めて一週間。

引継ぎも何もないので、手探りの一週間でした。

でも、一つ気が付いた事。

「秘書」って、秘書同士のネットワークがあるのですね。

自分のボスと、社内の偉い人とのスケジュール調整を行う時には、相手の秘書の方を通じて行います。

なので、秘書同士のコミュニティーができていた、そこに人間模様があるのです。

面白い。けど、面倒くさい。

その中でも、ちょっと面倒くさい存在なのが、「秘書」という役職をもつお姉さま方。

皆が皆が面倒くさい人な訳ではありません。

素敵な、お手本にしたいような「秘書」の方も沢山いらっしゃいます。

でも、中には、面倒くさい人がいるのです。

秘書コミュニティーの中で、表向きには、みんな和やかに接してるんです。

でも、少し裏を覗けば、その人は面倒くさい人として扱われている。

特に、社内の偉い人の「秘書」さんが面倒くさい人の場合が、厄介です。

トラの威を借るキツネとは言いませんが、上司が偉いから自分も偉いと勘違いしているような「秘書」さんがいるんですね。

そして、表向きには、みんなその人をチヤホヤして言う事を聞いている。

でも影では、「あの人は面倒くさいから、頼まれた事はさっさとやった方が良いよ」という感じ。

そんな、裏の顔を知ってしまうと、複雑な気分になります。

面白いような、面倒くさいような。

しばらくの間は、人間観察を楽しもうと思います。

イギリス人男性って、なぜ結婚したがらないんでしょう。

前回の投稿、、 英国で働くことの難しさ(VISAの観点から)  の若干続きです。 英国で働くにはVISAという高い壁があり、英国で労働許可証を取るのは至難の業なわけですが、 それ以外に英国で働く事ができるVISAをとるルートがあります。 それはズバリ、英国人と結婚して、...