最近、仕事への考え方が変わってきました。
今までは、正社員になって会社に滅私奉公するよりも、少々お給料が低くても、派遣で気楽に働きたいと考えていました。
そして、お金が貯まったらスッパリやめてイギリスに留学しようと考えていました。
でも、コロナ対策で外出が自粛になって、観光や外食産業を筆頭に、色々な業界で景気が急激に落ちこんで、世の中の先行きが不透明になってきたから、今のポジションに少し執着が出てきてしまいた。
今までは、派遣やアルバイトならいくらでも仕事があるから、今の仕事を辞めてもすぐに次が見つかるとおもっていたのですが、もしかしたら、今後しばらくの間は、派遣やアルバイトも、見つかりにくくなりそうです。
こんな時に正社員が羨ましいのは、ジョブ・セキュリティがある事。
お給料の差は、仕事における責任に差があるから仕方がないと思いますが、不景気になった場合に、最後まで切られないっていうのは、すごく有利なことだとお見ます。
これだけジョブ・セキュリティの差があるのに、派遣やアルバイトは、それだけのリスクを負っているのに、普段は、それ見合った時給を払ってもらえないっていうのは、不公平だと思います。
働き方改革では、派遣やアルバイト、つまりテンポラリージョブの時給を上げて欲しい。
同じ業務内容で、同じ責任ならば、ジョブ・セキュリティがない分、派遣の方が正社員よりも高い時給であるべきです。
同じ業務内容で、同じ時給ならば、正社員の方がジョブ・セキュリティがある分責任が重く、派遣はジョブ・セキュリティがない分、責任が軽くなる。
会社にさじ加減一つでクビになる人には、色々な事の責任はとれないので、仕方がないと思います。
派遣やアルバイトの時給をあげれば、企業は、長期に人が必要な場合には、派遣やアルバイトではなく正社員を雇用するようになるでしょう。
正社員にとっては、責任のない仕事をしている派遣やアルバイトの時給が高いのは納得いかないかもしれませんが、それなら、自分も派遣やアルバイトになれば良いのです。
なぜ、それができないかと言えば、派遣やアルバイトだと、ジョブ・セキュリティが無くなってしまうから。
少々お給料が低くても、ジョブ・セキュリティを望む人は正社員。
自分の能力に自信があるとか、自由なライフスタイルを求める人は、ジョブ・セキュリティは無いけど、お給料は高めの派遣やアルバイト。
労働市場がそういう風に変われば、今よりは、格差がない世の中になるのではないでしょうか。
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