Wednesday 3 June 2020

育児休業にモヤモヤ

育児休業にモヤモヤというか。

正確に言えば、育児休業休への会社の対応にモヤモヤ。

育児休業する人に、不満があるわけではないのです。

でも、今回の会社の対応には、不満を隠せません。

私が今、契約社員として働いている会社は、けっこう大手。

名前を言えば、大抵の日本人なら知っているだろうという会社です。

大企業だけに、産休・育休制度も充実していて、女性性社員には「仕事も子供も、諦めない」と言う感じの人が多く、フロアーには、常に数人の産休カバーの人が働いています。

私が派遣として入社後まもなく、同じ部署の正社員の女性が産休に入り、その産休カバーの人と一緒に仕事をしていました。

当時私はアドミ派遣で、産休に入った正社員の仕事をカバーする必要はなかったのですが、それでも、なかなか苦労したのです。

というのも、大企業なので、「産休カバーでもなんでも、とにかくこの会社にもぐり込んで、あわよくば正社員の座を狙う」っていう人が、二人も続けて来てしまったんですね。

一人目は私と同じ派遣社員で、同じ派遣社員と言うことでライバル視されたのか、ミーティングなどで、やたらと私をけなして、「自分ができるアピール」をするのです。

でも、上司から、正社員登用の望みがないと断言されたようで、産休カバーを全うすることなく、他の仕事を見つけて転職していきました。

あわてて探して採用した二人目は、なぜか直接雇用。

3ヶ月契約の契約社員です。

多分、急いでいたので、正社員登用の可能性ありの契約社員として募集したのでしょう。

この人が、一人目よりもひどかった。

「自分は有能だから、なんでも任せて」という感じなので、少し複雑な仕事をお願いしたら、「入ったばかりなんだから、こんな複雑なことははわからない。あなたはこの会社長いんだから、なぜあなたがやらないの?」という感じ。

正社員登用の可能性があるから、マネージャーに、少し複雑な仕事をふるように指示されただけなのに。

彼女も、正社員の座をゲットしようと必死で、空回りしたあげく、私にマウンティングしてきました。

なぜ、私を攻撃することが正社員の座ゲットにつながると思うのか、謎ですが。

結局、彼女も正社員登用にはいたらず、正社員登用の可能性はないと、契約終了2週間前に告げられ、産休カバーの人が復帰してきた数日後に退職となりました。

そんな経験があるので、誰かが産休に入るとなると、産休カバーの人が来るって言うのが少し恐怖ではあったのです。

今回、前述の産休していた正社員の方が、二度目の産休に入ることになりました。

現在私は、派遣から契約社員になり、同じ部署で秘書として働いています。

私が以前していた仕事は、新人女性(契約社員)に引き継ぎました。

なので、産休カバーの人と直接一緒に仕事をするのは、新人女性になるのですが、どんな人が入ってくくるか、それでも少し心配していたのです。

でも今回は、そんな心配は無用でした。

心配は無用でしたが、状況はもっと悪い。

このコロナ禍を影響を少なからず被っている会社は、今回の彼女の産休に関しては、産休カバーを雇わないと決定したのです。

彼女がやっていた仕事は、同じ部署の同僚の間で分け合うとの事。

私にも、いくつか仕事がまわってきそうです。

でも、一番ダメージが大きいのは、直接一緒に仕事をしていた新人女性だと思います。

でも、新人なんて、自分の仕事さえままならないのに、人のカバーをやってる余裕などありません。

となると、やっぱり私にまわってくるのでしょうか。

でも私は、秘書の仕事を優先させなければなりませんので、そうなると、彼女の直属上司がすべての尻拭いをする事になるのでしょう。

ああ。いやだなあ。

こんな風に、周りの同僚に不満をあたえると、産休に入る人も肩身が狭いと思います。

この少子化の日本で、それはとても悪影響だと思うのです。

こんな社会で、子供を生み育てるのは、大変ですね。

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