私が英国留学を考えたきっかけは、同僚が会社を辞めて、英国留学したことかもしれません。
私は、大学卒業後、地元の堅実な会社に就職しました。
当時は結構、就職難で、地元の堅実な会社に就職するということは、とても堅い選択、かつこのまま地元に骨をうずめるという選択でありました。
私は、外国語大学を卒業し、卒業当時は生意気にも若干英語に自信があり、できれば英語が使える職場に就職、などと考えていました。
実際、TOEIC なんかも、面接などでは面接官に褒めていただけるスコアで、英語力も期待していると言っていただいて就職したのですが、実際仕事を始めてみると、英語を使う機会なんてほんのたまにしかないし、もしあったとしても、自分の英語は、ビジネスで通用するものではないということが分かってきたのです。
実際、いきなり外国から電話がかかってきて、しどろもどろで応答する自分がなさけなくって。
大学在学中も、留学したいと思いながらも色々な事情でできなかったのですが、就職してからお金をためて留学したいなあ、と漠然と思ったりしていました。。
就職してからしばらくして、お金に余裕でできたら積立貯金も始めたりしてね。でも、その時点ではまだ、死に物狂いで貯金していたわけではなかったのです。
そうこうやってるうちに、3年たちました。
同僚の一人が、退職願いを提出しました。
理由は、英国に留学したいから。
なんか、先を越されたショックというか、それよりも、自分は漠然と考えるだけだったのに、その同僚は着実に準備してきたという事実、自分との差にショックを受けました。
そしてなによりも、彼女を「羨ましい」と思ってしまったのです。
私は、人を「羨ましい」と思うくらいならば、自分も努力して同じものを手に入れれば良い、という信条で生きてきました。
と、言う訳で、 その日から、私にとって留学準備&貯金は、漠然とした思いではなく、確実に実行していくべき課題となったのです。
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