Friday 5 June 2015

ロンドンで職探し(2)  履歴書を書く


就職活動をするとなると、場所が日本だろうが英国だろうがどこだろうが、
まず最初にすることは一つ。履歴書の準備です。

履歴書。アメリカ英語では resume ですが、イギリス英語ではもっぱら、ラテン語が語源の
curriculum vitae を略してCVとい呼ばれています。ちょっとポッシュでしょ。

さて、他のワーホリの皆様も書かれていますが、このCVというもの、
日本のように決まったフォームがあるわけでなく、まあ、早い話が
自分の書きたい事を書きたいように書いたら良いわけです。

とは言っても、まったく好き勝手書いて良いわけではなく、
最低限含まれるべき項目があるし、面接にこぎつけるためには
「この人に会ってみたい」と思わせるような魅力的なCVにする必要があります。

私は、日本で勤めていた時に人事にいたので若干有利だったかもしれません。
でも、履歴書を見て「この人に会ってみたい」と思うポイントは、
日本と英国では若干異なるような感じもします。

私がCVを書くときに気をつけたのは、まず、採用担当者に読んで欲しい所を
最初の方に持ってくることです。

私の場合、日系の会社での事務系の仕事を第一希望としていたので、
CVでは日本で6年間の会社勤めの経験がある事を一番上にもってきました。

日系企業で日本人事務を雇う理由は、日本語だけではなく、ビジネスにおいて

日本人らしくふるまう事ができる人が欲しいのだろうという考えです。

また、英国なのでは、新卒の就職は大変だと聞きます。
それは、基本的に終身雇用ではないため、会社は最悪の場合数年で
従業員が辞めることを覚悟している。

なので、会社が新入社員のトレーニングに時間とお金を使うと言うことは期待できない。
英国の学生は、まずはインターンとして会社にもぐりこみ、そこで気に入ってもらって
正式採用を勝ち取る、という感じで職を得ることも多いみたいです。

ですので、即戦力とまでは行かなくても、事務の基本は身についているので、
最低限のトレーニングで独り立ちできるという事をアピールする為に、
自分の中で一番アピールできる職務経験を一番上に持ってきました。

そして、その次は学歴です。

学歴は、今まで通っていた語学留学の名前とコース、そしてその間に合格した
ケンブリッジ英検の種類を記載。
それと一応、日本で卒業した大学、学部、選考を記載。

その後は、何語が話せるか、パソコンのソフトは何が使えるか(エクセル、ワード等)、
ビザの種類、趣味などを記載します。

面白いのは、英国のCVでは、生年月日の記載は必須ではないのですね。
(というか、普通は記載しない様です。)
というわけで、記載しないでよいのだったらと、もちろん記載しないでおきました。


ポイントは、上記の内容をA4一枚にまとめたこと。
もっと経験のある人や、専門職やマネージャーなどのポジションに応募するならまだしも、
私程度の経験で、私が今回応募するような仕事(アシスタント事務職)の場合、
採用担当者が一枚の履歴書を読むのにさける時間はかぎられています。

まず、2枚もあると採用担当者に面倒くさいと思われてしまう可能性があります。

なので、1枚に入れる為に、簡潔な文章を心がけ、そんなに必要ないかも、
と思われる情報は省きました。

なんとか下書きを済ませたら、学校のライティングの時間の後に
先生に見てもらって、色々手直ししてもらって、履歴書完成!

まあ、私としては上出来な感じに仕上がったかな?



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