Sunday 30 October 2016

ダラダラ英語

前回のブログの、
 
近頃、文章をダラダラと書く癖がついたというか、
簡潔にまとめる能力がなくなったというか。

昔日本で働いていた時は、

文章は、ほど良い長さで、失礼にならないように、
かといって丁寧になりすぎず、時には箇条書きなどを活用して
すっきりとまとめるべし。

と、教育されたのですごく気を使って書いていたのですが、
もう事のごろは、ダラダラ文章です。

これは、イギリス人の英語がそんな感じだから、
うつって来たんだとと思います。

↑この部分からの続きです。

さて、前回書いた通りイギリス人の英語は、ダラダラ文章です。

アメリカ人の英語は、シンプルで短いと思う。
時には、シンプル過ぎて「え!それでいいの!?」と思ってしまう時もあります。

それと対極をなすのがイギリス英語。

通常、我々日本人ならば、箇条書きにしたり一覧表にしたりするようなことを、
文章でダラダラと説明する傾向にあると思います。

例えば、出張手配の依頼など、
普通日本人ならば、依頼文はこんな感じでしょうか、

~~~~~

下記出張に掛かる航空券・ホテル手配をお願いします。

航空券
XX月XX日 ロンドン発 - XX着
XX月XY日 XX発 - ロンドン着

ホテル
チェックイン XX月XX日
チェックアウト XX月XZ日
AAA ホテル

チェックイン XX月XZ日
チェックアウト XX月XY日
BBB ホテル


~~~~~

でも、イギリス人の場合、こんな感じになります。

~~~~~

来月、私はXX月XX日からXX月XY日までXXに出張することになりました。なので、XX月XX日 ロンドン発XX着、復路はXX月XY日XX発ロンドン着の航空券を手配してくれませんか?
あと、ホテルも必要です。 XX月XX日からXX月XZ日までAAA ホテルに滞在し、そこからBBB ホテルに移動して XX月XY日まで滞在したいです。
航空券とホテルを予約してもらえると助かります。
 
~~~~~

こんな風に、普通の文でダラダラと書いてくることが多いです。
私はいつも、手配の際には、キーとなる情報(日付や場所)を抜き出して

日本人からの依頼文のように整理してから手配しています。

これはきっと、文化の違いなのですね。

イギリス人は、人に何かを依頼する時、丁寧な文で、ダラダラと書く傾向にあるのです。

それに対し日本人は、少々紋切り型になるのですが、
必要な情報を簡潔にまとめて依頼する傾向にあると思います。

どちらが良いかはわかりません。

日本人の依頼文は、味気はないですが、わかりやすく簡潔に書かれていて、
それが依頼者の思いやりだと思いますし、日本人同士、それが理解できるので
私としてはOKです。

ただ、イギリス人は、文があまり短く簡潔だと失礼だと受け取る傾向にあるようです。


文化の違いって面白。

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