イギリスでワーホリして、小さな会社で事務員してました。
小さな会社なので、一人事務員。
仕事は、社長秘書 兼 経理アシスタント、という感じ。
経理については、私がやってた仕事は本当のアシスタント業務で、
決算や税金の計算等、バリバリの経理業務は、会計士さんにお願いしていました。
でもまあ、一応経理アシスタント。
給与計算なんかもやってましたし、
自分自身、英国で就職活動して英国で働いていたので知っているのですが、
英国の会社では、基本、交通費は支給されません。
もし、自分が仕事場から遠いところに住んでいて、
かなりの金額の交通費が掛かるとしても、それは自腹です。
もちろん、給与にその金額を給与に上乗せしてもらえるかどうか、
会社と交渉することは可能です。
面接時には、希望給与や通勤にどれくらいかかるかを聞かれますので。
でもその場合、他に交通費を要求しない候補者がいて
その人が自分と同じ位の経験とスキルを持っていた場合、
給与を多めに要求することによって、不利になることがあるでしょう。
英国では、交通費はそんな位置づけです。
「支給されなくて当然。自分の能力に自信があれば要求してみたら。」
なので、日本で派遣で働き始めて、交通費が支給されないことについては、
まったく何も感じませんでした。
でも、日本では交通費は支給されて当然、という考えが優勢ですよね。
日本では、交通費は個人所得税が非課税で、
給与とは別ものとして支給していて、
正社員は交通費支給が慣習となっているからだと思います。
でも、会社にとっては、名目は何であろうと経費は経費。
交通費が高い人より安い人を雇ったほうが、経費は安く済みます。
日本では、同じ位の能力の候補者が二人いた場合、
最終決定びは交通費の金額が考慮されたりするのでしょうか?
素朴な疑問です。
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