さて、10月9日は体育の日で、この週末は3連休でしたね。
しみじみ思いますが、日本は祝日が多い!
これは、サラリーマンが有給休暇を取りにくい状況であるから、
皆で堂々と休める祝日を増やそうという、国の方針なのかもしれません。
でも、日本の法律では確かに働き始めた当初の法定有給休暇日数は少なめですが、
勤続年数が増えれば、最大年間20日となります。
勤続年数が6.5年で20日付与となるようです。
英国では、法定有給休暇は5.6週間となっています。
週に5日はたらくフルタイムワーカーの場合、年間28日となります。
でも、これは英国に8日あるバンクホリデー(日本の祝日みたいなもの)を含むため、
バンクホリデーをのぞけば、20日となります。
と、いう事は、英国の法定有給休暇日数は、
日本で6.5年以上働いた人については、同じ日数あるわけです。
でも、英国のバンクホリデーは年間8日。
それに対し、日本の祝日は年間16日もあるのです!
この状況で、もし有給をしっかり消化したら、かなり休みが多くなります。
なんか、祝日の多さが、日本の有給消化率の悪さの原因なのでは?
なんて思ってしまいます。
そしてもう一つ。
英国では、バンクホリデーに働いたら時給が1.5倍とか、
代休が1.5日もらえるなど、祝日出勤はかなりおいしい場合があるのですが、
それは、バンクホリデーが一年に8日しかないからできることなのかも。。
もし、日本みたいに祝日が年間16日もかあったら、
祝日に働く人に1.5倍払っていたら、商売成り立ちませんよね。
でも、サービス業などは、祝日は稼ぎ時なので、営業したい!
よし、ここは従業員にがまんしてもらおう!
という感じで、日本で、サービス業に携わる人たちは、
祝日に働かなければいけないのに、祝日の時給もそんなに高くない、
という状況に陥っているような気がします。
これは、良くないと思う。
祝日は、みんなが休む日として、お休みする店が増えるべきです。
英国の場合は、日曜と祝日は営業時間が短いです。
そして、みんなも、祝日は皆休む日なのだから、お店も開いていない、
(もしくは、営業時間が短い)
というのが普通だという感覚になるべきです。
自分は休みたいけど、お店は開いていて欲しいって、
どんだけワガママなんだ~っておもいます。
3連休はゆっくり過ごしましたが、
なんとなく日本の社会の不条理さにモヤモヤしてしましました。
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