Monday 4 December 2017

私も海外かぶれ?

海外かぶれ。

海外かぶれとは、海外で生活していた日本人、
それも、10年以上とかの長期間ではなく、
1年~3年程度の、定住とは程遠いけれども、
短期旅行よりは断然長いぜ!という中途半端な期間を
海外で過ごした日本人に良く起こる症状。

というのが、私がインターネットで収集した
海外かぶれに関する情報のざっくりした要約です。

そんなにしっかりリサーチしたわけではないのですが、
おそらく、海外で過ごした期間が短期旅行に比べたら断然長いけど、
定住とは呼べない中途半端な期間、と言うのがキモだと思います。

確かに、私もイギリスに通算3年ほど滞在していましたので、
立派な海外かぶれだと思います。

海外かぶれであるあるの、
日本で人とぶつかって、思わず「Sorry」と言ったりするっての、
やっぱり、やっちゃいますねえ。
我ながら恥ずかしいですが。

結構現地の生活になじんでしまいましたから。

そんな私たちが、何故「海外かぶれ」などと揶揄されるのか、
それはやっぱり、「定住」してないからだと思います。

私の場合、留学とワーホリで通算3年イギリスに滞在していましたが、
イギリス人にとっては、留学生もワーホリも、所詮はお客様。
しばらくイギリスで働いたり勉強したりして、
そのうち自分の国に帰っていく外国人でしかないのです。

ワーホリの場合、運よく就職できることはあると思いますが、
よほどのスキルが無い限りは次のビザ(ワークパーミット)には
つなげられないし、現地人のパートナーがいるとか、

やっぱり、基本は期間限定の滞在者の位置づけなので、
定住者のように、コミュニティーに入って行く事はできない。

でも、短期旅行者のように、観光してお土産買って、
その街はもう見た!っていうような潔さもなく。

中途半端にコミュニティーに入ろうとして、頑張ったけど
時間切れで帰国。っていう感じかな。

我ながら、自分のイギリス生活が中途半端だったような気がして
たまらなくて、だから、またイギリスに戻りたいと考えているのです。

ちなみに、どこどこ(滞在していた国)戻りたい、っていうのも
海外かぶれの症状の一つなのですねえ。

私が思うに、海外かぶれの人というのは、
心を海外に置いてきてしまった人だと思う。
だから、自分の生まれた国でもないのに「戻りたい」とか言うのです。

だって、心があっちにあるからね。

なんかもう、亡霊みたいなものだと思う。

こういう人たちは、自分の気が住むまで海外生活しないと、
海外かぶれは治らない。っていうか、
心を自分の身体のなかに取り戻せないと思うのです。

私もそうです。

だから、懲りずにもう一度学生ビザをとって
イギリスに戻ろうと画策中です。

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