Sunday 10 February 2019

ロンドンフラットシェア(二軒目⑥)ハウスミーティング

ロンドンでのフラットシェアの思い出話あれこれ。

海外生活、フラットシェアあるあるで、
日本人が外国人とシェアすると、シェアメイトと
衛生観念のレベルが合わなくてが困るとか(掃除してくれない)
モラルのレベルが合わなくて困るとか(ハウスルールを守らない)
そもそも文化が合わなくて困るとか(しょっちゅうパーティやってうるさい)、
その他諸々の不満が募って、けっこうストレスがたまります。

かと言って、日本人とシェアすると、
せっかく海外に来たのに、日本人ばかりでつるんで、
海外まで来てこんな生活していて良いのか?と、
焦りが出てくるのです。

そんな状況で、外国人のパートナーがいたり、
住居が英語環境だったり、ローカルの職場で働いてる
日本人ワーホリが周りにいると、もう焦りは最高潮。

廻りにいなくても、
そんなキラキラ日本人ワーホリメーカーのブログなんかを読んだりしたら、
意味もなく嫉妬して、さらに自己嫌悪を深めたりします。

ストレス、あせり、嫉妬、自己嫌悪。
ネガティブな感情の無限ループです。

私も、ありました。
焦りや嫉妬や自己嫌悪。

好きな人とは上手く行かないし(ロンドンで恋愛)、
仕事はローカルの会社は無理だったし、(イギリスでローカルジョブ
日系の会社とはいえ、憧れのシティとは程遠かったし。(華やかな職場への憧れ

でも、一つだけ、ちょっと自慢できるのは、
ワーホリの2年間、完全英語環境のフラットに住み続けた事です。

多くの日本人が、外国人とのシェアでストレスをためているのを横目に、
2年間も同じフラットに住み続けることができたのです。

そういう点では、私はラッキーでした。

なぜって、私が住んでいた国際色豊かなフラットシェア、
たしかにとんでもない人もいたし、何回も切れかけたけど、
ハウスメイト全員がトとんでもない人たちだったわけではないのです。

まともな人もいたのです。

それも、イタリア人!

一番リーダーシップをとってくれたのはイタリア人のハウスメイトで
彼は、何でも屋(Handy Man) を生業としており、
その家を管理している不動産屋さんとも契約をしていました。

なので、家の共有施設に不具合がでたら修理してくれたり、
キッチンなどの共有エリアの掃除については、
不定期ながらもハウスミーティングを開いて、
みんなで話しあって掃除をする担当を決めてくれました。

こんなことが出来るヨーロッパ人もいるんだ。

私は、完全にヨーロッパ人を見直しました。


そして、私以外、みんな外国人のハウスメイトが
10人以上集まってやるミーティングに参加するっていうのは、
「ロンドンに住んでるなあ」って感じでした。

その頃は、日系の小さな会社で事務職のアルバイトをしていたので
時折、英語のミーティングに出席するという経験もしていましたが、
そんなに国際色豊かで大人数のミーティングはなかったので。

とても、良い経験だったと思います。

まあ、せっかく掃除の担当決めても、
みんな、だんだんだらしなくなっていって、
2、3ヶ月もたったらほぼ元通り。

私が彼(イタリア人ハンディマン)の立場だったら、
とっくにぶち切れているところだと思いますが、
そこはさすがイタリア人。

ぶち切れることもなく、私が退去するまでの間も(きっとその後も)、
ずっとその家を仕切ってくれていたのです。

今もあの人、あの家に住んでハウスメイトを仕切ってるのかなあ?

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