昔は、イギリスでは毎食朝ごはんを食べるのが無難といわれるくらい、「美味しくない」という事で有名だったイギリス。
でも、最近のイギリスは、かなり美味しくなってきました。
特にロンドンでは、どんどん世界各国料理の新しいお店が開店しています。
でも、そんな「美味しくない」ことで有名だったイギリスでも、インディアンだけは、からけっこう美味しかったらしいんです。
インドはイギリスの旧植民地といういうことで、イギリスに渡って来たインド人の方々が、たくさん定住しているからなんですね。
個人的には、イギリスで食べるインド料理は、かなり本場の味だと思っています。
ロンドンには、インド人はたくさん住んでいらっしゃいますが、それでもやっぱり、固まっているエリアというのがありまして、そういうエリアに行って、外からお客さんの層を観察して、インド系のお客さんが多いレストランを選びます。
今回選んだのは、南インド料理のレストランです。
お客さんの殆どはインド系。非インド人は私と友人の二人だけでした。
さて、南インド料理のレストランは、基本、ベジタリアンレストランです。
南インドって、多くの人がベジタリアンなのですね。
北インドは、肉も食べるみたいです。なので、チキンカレーとかを出すインディアンレストランは、北インド料理と考えてよいでしょう。
確か、手前のがドーサで、向こうのがターリーだったと思う。
ドーサは、ぱりぱりモチモチしていて、けっこうクセになる味です。
数種類のカレーが少しずつついてくるので、それにディップして食べます。
中にポテトが入ってたので、けっこうお腹にたまります。
向こうのターリーは、ボリューム満点!数種類のカレーに、ベジタリアンビリヤニ、それにぱりぱりとしたやつ(名前わからない)とか、平べったいパンケーキ(ナンとはまた違う感じ)とかが付いてきて、もう、お腹一杯になりました。
しかしまあ、肉を使わずに、これだけ色んな種類のカレーがつくれるんですねえ。
感心します。
これと、デザートに友人がファルーダという超甘いパフェみたいな飲み物を注文して、ワタシは食後のお茶を注文して、二人で20ポンドちょっと程度だったと思う。
南インド系(ベジタリアン)レストランは、北インドより安いような気がするのは、私だけでしょうか。
そしてなんとなく、南インド系の方が、辛さもマイルドなような気がする。
肉が入ったカレー(チキンカレーとか)は、辛いのです。
以前、スリランカ料理のレストランでチキンビリヤニを食べたら、メチャクチャ辛かった! (ビリヤニ=カレー風味の炊き込みご飯みたいなもの)
食べ切れなくて、残りをお持ち帰りにして、家でご飯をたいて、チキンビリヤニをおかずにご飯食べましたよ。
炭水化物祭り~。
南インド料理は、辛くない料理もたくさんあって、特にダールとよばれる豆のスープみたいなのは、全然辛くありません。
辛いの苦手な人には、南インド料理の方がお勧めです。
最近、ロンドンではベジタリアンやビーガンが増えているので、そのうち、南インド料理のレストランがロンドンでブレークするのではないでしょうか?
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