Monday 21 October 2019

日本で英会話学校に行く。

日本に住んでいると、英語を話す機会があまり無いので、ワーホリから帰国後、英語力維持の為のアウトプットの場として、英会話教室を検討した事があります。

何校か見学したり無料体験レッスンを受けたりしました。

各校、いろいろ工夫を凝らしたカリキュラムやシステムを持っていて、学費の高い学校には良い先生がいたし、なかなか魅力的だと感じたのですが、結局、なんとなく足が遠のいてしまいました。

というのは、日本の英会話教室って、なんとなく、無意識でマウンティングがあると思うのです。

以前見学に行った英会話学校のフリートークのセッションでは、海外に彼が居るというOLさんが、次回彼に会いに行く旅行の予定について幸せそうに話してました。

私が思うに、英会話学校の生徒間では、無意識に作り上げられた「カースト」があって、

外国人の彼・彼女がいる。

近々留学またはワーホリ予定(準備の為に英会話に通ってる)

留学またはワーホリ経験者

近々駐在等で長期滞在予定

駐在(妻)等の長期滞在経験者

こういう人達は、なんとなく「勝ち組」というか、「上位カースト」に入ると思うんですよね。

それに続くのが、こんな感じ。

個人旅行で何度も海外に行った事がある

グループ旅行で何度も海外に行った事がある

海外経験はグループ旅行で数回のみ

海外旅行に行った事がない

この中ではさらに、「仕事で英語を使っているか否か」という条件で、カーストが細分化されているような気がします。

この、カーストの存在が辛くって。

私は、カーストで言うと「上位カースト」に入ると思うのですが、そうなると逆に、あまり上手く話せなかったりすると、

「海外長期滞在経験者でも、大したことないな。」

なんて思われてしまうのではないのかと、要らぬ勘繰りをしてしまうのです。

自意識過剰なのかもしれませんが。


また、受付の人がイギリスのワーホリ経験者で、私がロンドンに住んでいたことがあるというと、

「ロンドンのどの辺りですか~?私は、イーストのほうに居たんです~。」

と、フレンドリーに話しかけてきたのも、探りを入れられているようで、少し居心地がわるかった。

自意識過剰なのかもしれませんが。

というか、これは被害妄想も入ってるかも。(私は、イーストにすむようなオシャレな人種ではありません。って)

私が、こんなに自意識過剰(おまけに被害妄想も入ってる)になっているのは、日本の同調圧力が高いからだと思うんです。

イギリスにいたら、「英語を話す」っていうのは、まったくもって普通のこと。

特別なことでもなんでもありません。

でも日本では、まだまだ、「英語を話す」って言う事は、普通の事ではありません。

就職活動などでは、「英語ができる」っていうのは、そんなに特別な事では無いといわれていますが、でもやっぱり、日常的に英語を話すと言う事は、まだまだ「普通の事」として捕らえられていません。

そんな、「普通から少し外れた事」をやろうとすると、周りの目が、とても気になってしまうのです。

やっぱり、オンライン英会話がベストかなあ。


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