日本に住んでいると、英語を話す機会があまり無いので、ワーホリから帰国後、英語力維持の為のアウトプットの場として、英会話教室を検討した事があります。
何校か見学したり無料体験レッスンを受けたりしました。
各校、いろいろ工夫を凝らしたカリキュラムやシステムを持っていて、学費の高い学校には良い先生がいたし、なかなか魅力的だと感じたのですが、結局、なんとなく足が遠のいてしまいました。
というのは、日本の英会話教室って、なんとなく、無意識でマウンティングがあると思うのです。
以前見学に行った英会話学校のフリートークのセッションでは、海外に彼が居るというOLさんが、次回彼に会いに行く旅行の予定について幸せそうに話してました。
私が思うに、英会話学校の生徒間では、無意識に作り上げられた「カースト」があって、
外国人の彼・彼女がいる。
近々留学またはワーホリ予定(準備の為に英会話に通ってる)
留学またはワーホリ経験者
近々駐在等で長期滞在予定
駐在(妻)等の長期滞在経験者
こういう人達は、なんとなく「勝ち組」というか、「上位カースト」に入ると思うんですよね。
それに続くのが、こんな感じ。
個人旅行で何度も海外に行った事がある
グループ旅行で何度も海外に行った事がある
海外経験はグループ旅行で数回のみ
海外旅行に行った事がない
この中ではさらに、「仕事で英語を使っているか否か」という条件で、カーストが細分化されているような気がします。
この、カーストの存在が辛くって。
私は、カーストで言うと「上位カースト」に入ると思うのですが、そうなると逆に、あまり上手く話せなかったりすると、
「海外長期滞在経験者でも、大したことないな。」
なんて思われてしまうのではないのかと、要らぬ勘繰りをしてしまうのです。
自意識過剰なのかもしれませんが。
また、受付の人がイギリスのワーホリ経験者で、私がロンドンに住んでいたことがあるというと、
「ロンドンのどの辺りですか~?私は、イーストのほうに居たんです~。」
と、フレンドリーに話しかけてきたのも、探りを入れられているようで、少し居心地がわるかった。
自意識過剰なのかもしれませんが。
というか、これは被害妄想も入ってるかも。(私は、イーストにすむようなオシャレな人種ではありません。って)
私が、こんなに自意識過剰(おまけに被害妄想も入ってる)になっているのは、日本の同調圧力が高いからだと思うんです。
イギリスにいたら、「英語を話す」っていうのは、まったくもって普通のこと。
特別なことでもなんでもありません。
でも日本では、まだまだ、「英語を話す」って言う事は、普通の事ではありません。
就職活動などでは、「英語ができる」っていうのは、そんなに特別な事では無いといわれていますが、でもやっぱり、日常的に英語を話すと言う事は、まだまだ「普通の事」として捕らえられていません。
そんな、「普通から少し外れた事」をやろうとすると、周りの目が、とても気になってしまうのです。
やっぱり、オンライン英会話がベストかなあ。
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