Saturday 20 April 2013

留学費用について(2)


さて、前回の続きです。

今思い返してみると、当時は、私も就職直後のストレスを、自由になるお金によって得られる楽しみでごまかそうとしていたんですよねえ。

これは、仕方が無いことだと思います。新卒で就職したら、今までの学校生活とはまったく異なる基準の人間関係が始まるのですから。

鼻っ柱とプライドばかりが高い大卒の女の子が、その高い鼻っ柱をへし折られて落ち込むなんて事が起こるのは、遅かれ早かれいつかは起こることであり、すべては時間の問題なのです。

実は、前回書いた、郵便局の自動積立定額貯金で月8万円を3年間設定したときは、ちょっと私の高い鼻っ柱を折られていた時期でした。

学生時代は、男だろうが女だろうが、日本人だろうが外国人だろうが、お金持ちの家の出身だろうがそうでなかそうか、努力すればそれが認められるという環境でした。

幸い、私は頑張れば勉強では良い成績をとることができたので、今思い返してみれば、学生時代の私は、世の中をなめていたのかもしれません。

世の中のことなんて何も知らないで、両親に庇護されてぬくぬくと生活しているくせに、学校の成績がよいうということで、プライドだけが高いどうしようもない女の子になってしまっていたのですねえ。

で、新人OL。いっぱいミスします。先輩や上司に怒られます。

同時の私は、かなりへこんでたんだと思います。今まで優等生だったのに。なんで??って感じで。

あたりまえですよねえ。今までは同年代の人としか付き合っていなかったけど、会社では、この道何十年、っていう経験のある人が上司で、先輩だって、上司ほどではないかもしれなくても、少なくとも私よりは経験はあるわけで。

まさに、井の中に蛙大海をみたり!

ということを実感しつつも、やっぱりつらかった。

でも、少なくともこれから3年間はこの会社で頑張るぞ!という自分自身に対する意思表明のつもりで、3年間の自動積立定額貯金を設定したのでした。


 

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